香川県でインプラント なら高松市の吉本歯科医院

もしインプラントが壊れた場合

もしインプラン壊れてしまった場合にも修理ができるシステムである、という点、ここひ非常に重要なポイントになります。インプラントになんらかのトラブルがあってはずすということはインプラン周囲の骨を削ってはずすということを意味します。インプラント周囲の骨をごっそり削ってはずさなければいけないのです。この時にごっそり削るので骨は当然なくなります。骨がなくなったところに、さあ、もう一度インプラントを!と思ったとしてもその時には骨がもうないのでできません。インプラントができないの「では入れ歯にしよう」と入れ歯を入れたとします。しかし、骨がなくなった後の入れ歯はほとんど噛むことができません。このようなことを患者さん側がご存じありません。

命にスペアがないように、インプラントにもスペアはありません。壊れたらまたインプラントし直せばいいじゃないか?と単純に思われる方は非常に多いのですが「骨を削って外した後には骨がなくなっている」わけです。

インプラント治療は確かに入れ歯やブリッジに比べれ初期投資は大きいかもしれません。世界水準のインプラントメーカーを使ってのインプラント治療であれば治療費も高額です。しかし、将来インプラントにトラブルがあったときに修理ができるということは、10、20年後のあなたをどれだけ救ってくれることかはかり知れません。インプラントは、患者様の骨の中に入っている部分です。もし骨の中にインプラントが折れたとしたら骨を削るしかないのです。安価なインプラントメーカーのものは一体式ですので、手術も一回で終わります。一体式のインプラントはどこで折れるかまったく想像できません。

ブローネマルクシステムでは3つ以上のパーツに分かれています。わざと壊れやすいところを作っているのです。無理な衝撃が加わったとき、インプラントやあなたの骨を守るために代わりに壊れてくれているのです。もし壊れた場合は折れたところから修理すればまた元通りです。それによって「インプラント体」と「あなたの体を守る」ということを最優先させて作られたシステムなのです。以外にインプラントをされる際に軽視しがちですが、手術をされる先生が「いったいどこのメーカーのインプラントを採用している」のか、これは最も重要なことなのです。インプラントのメーカーは国内で50社近く、外国には200種類もの製品が流通しています。 その中でも3大インプラントメーカーは圧倒的なシェアを誇っています。

ITIインプラント(スイス製:ストローマン社)
アストラインプラント(スウェーデン製)
ブローネマルクインプラント(スウェーデン製)


吉本歯科医院で採用しているのは、世界最高峰基準の「ノーベルバイオケア社のブローネマルク・インプラントシステム」と「スリーアイ社のインプラントシステム」「ストローマン」を採用しております。インプラント治療を選ぶ際には、その先生が「どこのインプラントメーカーを採用しているのか」も大きなチェックポイントとなります。

将来性を考えたインプラント治療とは

インプラント治療は、治療後の状態のまま生涯使用しつづけるとは限りません。インプラントを治療した周囲の歯牙が、虫歯や歯根破折などの新たなトラブルで抜歯となった場合、歯を抜いた場所の骨の状態が悪くその部位にインプラントを適応できない場合、そして他の歯も状態が悪くて保存できない場合に、以前から使用していたインプラントの上部補綴物を外し、新たなインプラントと連結する場合が出てきます。ところが、全てのインプラントがこのような治療が可能な訳ではありません。

長期に販売され、部品が供給し続けられるインプラント

吉本歯科医院には「他院で治療したインプラント治療を再治療して欲しい」という患者さんもいらっしゃいます。その時に最も困るのは、使用されているインプラントメーカーが潰れたり撤退していたりして、パーツが手に入らない場合です。この場合は最悪、そのインプラント自体は問題なくても、再治療できずに撤去する場合があります。日本製のインプラントはほとんど海外では販売されていないので、海外でのフォローは不可能ですし、国内の大学病院でもほとんど流通していないのが現実です。世界のインプラント市場は上位10社で90%を独占していますので、それらのメジャーなインプラントを使用することが非常に重要です。

インプラントのアバットメントが簡単に除去できるか?

韓国製のインプラントは、ドライバーの規格が特殊でグローバルスタンダードではありません。口腔内の悪性腫瘍などの手術時に装着されている補綴物が、ドライバーが使えないために外すことが出来ないなどの問題が大学病院で起こっていますので要注意です。また介護施設からの除去依頼にも対応困難です。吉本歯科医院の院長、吉本彰夫は介護支援専門員(ケアマネジャー)でもあります。そのため介護施設の方からこのようなご相談が多数寄せられています。簡単に外せてリフォーム可能な状態であることが望ましいです。

全てのインプラントをねじ止めで連結した一体化したAll-on-4Ⓡのような補綴物に設計変更可能か? 将来、他の歯の治療が必要になった時にも可能か?

ノーベルバイオケア社が発表したマルチユニットアバットメントの規格が業界標準規格として定着しており、マルチユニットアバットメントと互換性のある中間アバットメントをメーカーが純正部品として供給している製品が今後将来の口腔の変化に対応しやすいです。

  • Nobel Biocare 社 各種インプラント
  • ZIMMER-BIOMET社 各種インプラント(Biomet 3i 等)
  • デンツプライシロナ社 アストラEVインプラント
  • バイオホライズンズ社 各種インプラント
  • ストローマン社 ネオデントインプラント

上記のインプラントは、マルチユニットアバットメントと互換性のあるアバットメントをメーカーが提供しており、異なるインプラントに対して、同一規格のアバットメントを介して同一ドライバーで着脱出来る最終補綴物を装着することができます。吉本歯科医院での採用基準の一つです。