インプラント治療で食事を楽しむことができるようになる

歯が一本も無い場合、取り外し式の「入れ歯」で噛めるか?美味しく食事ができるのか?と問われると、どれだけ調子が良い「入れ歯」であっても、ご自身の歯があった時のようには噛めないの現状です。例えば私たち人間が肉を噛み切るには65kg程度の力が必要です。しかし、取り外し式の「入れ歯」 では15kg程度の力で顎堤が痛くなってしまいとても噛めないのです。これに対して例えばインプラントを使用したAll-on-4Ⓡではご自身の歯の時の感覚と同じように普通に噛むことができ食事に不自由は無くなります。歯を失ってしまったとしても今までと同じようにお食事を楽しむことができるようになります。

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歯のあるなしで健康寿命が違ってくる

平均寿命がのび続けている日本で、注目されている言葉が「健康寿命」です。歯がないことは食事が不自由なだけで無く、健康寿命に大きく関わっています。健康寿命とは、簡単にいえば「健康に過ごす期間」のことです。継続的な介護や支援を必要とせずに日常生活を送れる期間を指しています。日本人の平均寿命は長いですが、死ぬ前の10年間はボケや痴呆、寝たきりなどで、決して快適な人生を送っている訳では無いのが実情です。平均寿命と健康寿命の差である「不健康な期間」は、現在男性で約9年、女性では約12年です。
この期間の短縮に大きく影響するのが、口腔機能であることがわかっています。「噛むこと」「飲み込むこと」「会話をすること」に代表されるお口に関係する機能は、全身の健康にもつながっています。咀嚼能力の低下は、しっかりと食べ物を噛めないことから、消化器に負担をかけます。そればかりか脳の活動低下をもたらし、認知症の発症や重症化に影響しているとされています。

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