「インプラント治療のために多くの歯科医院を巡り歩いたが、骨の量が足りない、骨が溶けているからインプラントはできない理由で治療を断られ総入れ歯を勧められた。」このようなご経験をなさった方もいらっしゃるのではないでしょうか?吉本歯科医院にはこのような患者様が四国各地から多く来院されています。吉本歯科医院では、5ミリほどの骨があれば埋めることのできる治療方法で10年以上の実績があります。それでも骨量が足りない患者様に対しては、人工骨を使用して、大掛かりな入院手術をすることなく骨を増量し、インプラント治療を可能にしています。
そもそも、骨がなくなる(骨の吸収)、骨の不足が起こるのか?
歯槽膿漏(歯周病)
歯槽膿漏によって、歯槽骨が吸収していくと、骨の幅や高さが減少していきます。歯槽膿漏(歯周病)とは、プラーク(歯垢)のなかの細菌が歯周ポケットという歯と歯肉の間にある溝から侵入して歯を支えている歯槽骨を破壊して食べつくして、やがて歯が抜け落ちてしまう病気です。このように歯が抜けるようになったときには、骨の吸収はかなり進んでいて、歯槽骨はかなり後退していることが予想できます。
上顎洞の存在
※上顎の骨の模型です。
上顎の骨を隔てたすぐ上、頬骨の奥に上顎洞というものが存在します。この空洞は鼻腔へとつながっていて、鼻柱骨によりまん中で左右にわかれています。この空洞が生まれつき下の方へ、つまりお口の近くにある方は、上顎の骨が薄くなっています。(1~2ミリほどの厚さしかないケースもあります。)
入れ歯を長くお使い場合
入れ歯を長く使用していると様々な方向から歯槽骨に圧力がかかり水平的に骨が吸収されることがあります。 骨が痩せて入れ歯が合わなくなる
インプラント治療に必要な骨量があるかどのように調べるのか?
20年前は歯茎の上から針をさして骨の位置を探っていましたが、現在はCTで完璧に立体的な骨の量や形を知ることができます。吉本歯科医院では、医科用の一般的なCTの50分の1の被爆量で撮影可能な最新式のCTを保有していますので、見たい時にいつでも撮影し状態を確認することができます。またCT撮影による3D解析もその日のうちに診断できます。
骨が無くてもインプラント
吉本歯科医院では、骨が薄い、厚みがない患者さまに対する数々の難症例の実績がございます。総合病院、大学病院からのご紹介の患者さまが多く、四国各地からインプラント治療にお越しになられております。ご相談にお越しになる患者さんの中には、「骨が薄くてインプラント治療は無理だと言われました」とおっしゃる方がいらっしゃいます。それは合わない入れ歯を長く使っていたり、歯槽膿漏が進行したりすると、骨は痩せ細ってしまうので、そのことが原因です。インプラント治療は歯を支える骨に埋入するものです。骨が厚く、丈夫であるに越したことはありません。しかし、日本人は西洋人と比べ総じて「骨は薄く、あまり丈夫ではない」という性質があります。通常のインプラントであれば、骨を作る手術を行ったりして骨を再生してからインプラントを埋める、ということができます。ただ、骨を再生するには一年か、それ以上お待ちいただく必要があります。それは骨を作る場所にもよりますが、3ケ月から1年以上もかかることもあります。そして骨が出来たところで、インプラントを埋める手術をすることができるのです。手術そのものも非常に大変で、患者さまのお体にも負担がかかってしまいます。しかし、オールオンフォーインプラントは、インプラントの位置や角度を綿密に計算した上で、できるだけ骨質がよく、骨の厚みのあるところに埋めるため、骨移植や骨増生をなるべくせずに済むようになりました。顎の骨は、前歯に近い部分の骨が硬く、奥歯の部分は柔らかいという性質があります。インプラントは硬い骨に埋めるほうがしっかりと骨と結合します。これまでのインプラント治療は、インプラントをまっすぐに埋めていましたが、ワンデイインプラントは骨の硬い部分に、斜めに埋めます。同じ骨の量でも、斜めに埋めればそれだけ量を確保することが可能です。またどうしても骨増生が必要な場合でも、大掛かりなものではなく、インプラント手術と同時に行う程度の処置ですみます。
骨量不足によるインプラント治療とは?
一口に「骨量不足」といっても、割合簡単な手術で終わるものから総合病院で外科医や麻酔医と連携して手術を行うものまで、様々な症例があります。吉本歯科医院では5ミリの骨があれば埋入可能なエンドポアインプラントも採用していますので、根本的に簡単にすむことが多いです。また、当院では欧米では一般に行われている人工骨の応用も日常的に行っていますので、患者様の負担は最低限ですみます。
上顎洞が大きくてインプラントが入らない時に最適なソケットリフト
上顎で歯が喪失しインプラントで歯を回復しようとした場合、歯槽骨はすでに吸収して無くなり、上顎洞が大きくてインプラントを埋めることが出来ない場合に、上顎洞底を持ち上げて、インプラントを埋めることができます。5ミリ程度の残存骨があれば、15ミリ程度の骨を作ることが出来ます。通常ソケットリフトはマレット(金槌)でガンガン叩いて骨をわるのですが、ひどい振動で頭がくらくらします。骨料が極端に少ない場合でもPRP(多血小板血漿)やPDGF、FGF2、などの最新薬剤の応用により確実に骨を作ることが出来ます。
吉本歯科医院の院長が日本人歯科医師10名の中に
世界ではじめてオッセオタイトインプラントを開発した世界第3位のインプラントメーカー「BIOMET3i社」(米国グローバル本社)から実績を認められ日本人歯科医師10名に贈られたトロフィー。
世界で初めてインプラントを開発した世界最高峰のインプラントメーカー「ノーベルバイオケア社」から実績を認められ香川県下ではじめて吉本歯科医院に贈られてきたトロフィー。