香川県高松市のインプラント治療ができる歯医者をお探しなら、吉本歯科医院へ。骨が薄い方、骨がないと言われた方のインプラント
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    インプラント治療はしてみたいけれど、手術には長い時間がかかるのか、またインプラント治療中に歯がなくなるのが心配、と感じる人は少なくありません。インプラントの治療にかかる時間、さらに治療完了に至るまでの全体の治療期間はどれほどなのか見てみましょう。

    インプラント治療前の検査
    インプラント治療前の検査
    インプラントはすべての人に適応する治療ではありません。インプラント手術をする前にレントゲン撮影などを行うことにより口の中や骨の状態を診査し、インプラントがふさわしいかどうか診断していきます。さらに精密検査を行って口の中だけでなく全身の状態をも把握することも、インプラント治療をするにあたって重要です。もし持病がある人の場合はインプラント手術が持病の悪化に影響しないようにするためにも、手術に備えて血液検査を行う場合もあります。
    ですからインプラント治療をしたいと思って歯科医院に行ってもすぐに治療を始めることは出来ません。患者によって骨の量や手術の難易度も異なるので、まず検査や診断に時間がかかることも覚えておきましょう。

    インプラント治療にかかる時間
    インプラント手術当日の治療にかかる時間は、当然のことながらインプラントを入れる本数が多ければ多いほど時間も長くなっていきます。手術の内容としては歯ぐきを切開して、ネジ状のインプラントを埋め込む流れになるので、かなり大掛かりな手術に聞こえるかもしれません。しかし実際の手術は、特に異常のない場合は術前の麻酔やクリーニングから術後の確認まで含めても三時間ほどで終了します。手術が終わればその日は自宅に帰り、翌日から通常の生活に戻れます。インプラントを埋め込む作業に関してのみ言えば、インプラント一本あたり15分程度の比較的短い時間で埋め込むことができます。

    インプラントの手術法によっても時間は異なる
    インプラントには大まかに分けて二種類の手術法があり、一回法と二回法があります。インプラントを埋め込むのにかかる時間も多少異なり、一回法ではインプラントを一本入れる時間は15分から20分ですが、二回法では10分から15分と少し短くなります。インプラントを入れる本数が多いほど、この二種類の手術法にかかる時間は異なっていきます。

    もしインプラント手術が二回法の場合、手術当日にかかる時間そのものは一回法よりも短く終わることでしょう。ですが二回法の場合は一回目の手術が終わってから3か月から6か月ほど間をあけてから、二回目の手術を行っていきます。どの部位で二回法を行うのかによっても期間は異なり、下の歯では2か月から3か月の間隔をあけて二回目の手術を行うこともあります。歯を支える骨が少ないために先に骨をつくる治療をする場合はこの二回法を行うことが多く、それゆえ治療期間も長くなります。

    インプラントの治療期間
    インプラントの治療期間
    インプラント手術の前後の通院も含めて、全体での治療期間は早くて2、3か月で終わることもあります。しかしこれは歯を支える骨の厚みが十分に厚く、また高さもインプラントを入れられるほどの高さがあった場合に治療完了が可能な期間です。具体的に言うと、今まで入れ歯やブリッジが入っていた人、または抜歯して半年以上経過している人であればこれに当てはまるかもしれません。

    歯を支える骨が少ない場合は、先に骨をつくる治療をしてからインプラント治療をするか、もしくはインプラント手術と同時に骨をつくるかのどちらかの工程を踏むことになります。それぞれの治療によって治療期間も異なっていきます。

    先に骨をつくる場合は、インプラント治療終了までの期間は6か月から1年ほどかかるでしょう。インプラントを入れる場合は骨の厚さが4ミリ必要と言われていて、仮に厚さが4ミリ以下だとインプラントを骨に固定させることができません。ですからインプラントを入れる前に先に骨をつくり、骨が固まってからインプラントを入れるという流れで治療を進めていきます。

    先に骨をつくる場合は骨をつくる期間として4か月から6か月、その後インプラントを入れて骨と固定されるまでに2か月から6か月ほどかかります。全体で6か月から1年の治療期間が必要になっていきます。

    インプラント手術と同時に骨をつくる場合は、治療期間は4か月から6か月ほどです。手術当日に、インプラントと一緒に人口の骨を骨が足りない部分に入れていきます。手術時にはインプラントを埋め込む処置と人口の骨を入れる処置を行うことになるので、手術にかかる時間はインプラント手術だけと比べると長くなるかもしれません。

    人口の骨は手術後に少しずつ自分のもともとの骨と置き換わっていきます。人口の骨は硬くなるのに時間がかかるので、4か月から6か月程度の治療期間が必要です。

    まとめ
    インプラント治療にも様々な治療方法があり、治療期間や通院回数も異なります。インプラント治療をするにあたって、患者の治療期間に対する希望も含めて治療計画を立てることはとても大切です。ですからよく歯科医師と話し合った上で納得のいく治療を受けられるようにしていきましょう。