香川県高松市のインプラント治療ができる歯医者をお探しなら、吉本歯科医院へ。骨が薄い方、骨がないと言われた方のインプラント
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    インプラント治療を想像するとき、歯を失ったところにインプラントが入り、元のようにしっかりと噛めるようになっている姿を想像するかもしれません。ほとんどの場合、インプラントは最終的にはそのような結果になり、なんでも美味しく食べられる喜びを味わえるようになることでしょう。ですが、インプラント治療というのは手術を行いますので、その手術中には様々な大小のトラブルが起こりうるものです。そしてインプラントが無事に入ってからも噛む機能を果たしているうちに被せ物やインプラント体になんらかのトラブルが起こることもあります。インプラント治療を考えている人は、インプラントでどのようなトラブルが起こる可能性があるのか、ということをあらかじめ知っておくといざという時に慌てないで済みます。そこで、今回はインプラント治療において起こりうるトラブルについて、詳しく見ていきたいと思います。

    インプラント治療で起こりうるトラブル
    インプラント治療で起こりうるトラブル
    ■手術中に起こりうるトラブル

    ●緊張・不安・恐怖感による体調不良
    インプラントは手術を必要としますが、麻酔をした後に緊張や不安、恐怖感から気分が悪くなってしまったり、動悸がしたり、呼吸困難を起こす人もいます。対策として、不安感を取り除く「鎮静法」を麻酔の前に受けることができますので、不安感、恐怖感の強い人はあらかじめ歯科医師に相談しておくと良いでしょう。

    ●手術中の痛み
    インプラント手術では、歯茎を切開する前に必ず麻酔をするため、通常はインプラント手術をしている間に痛みが出ることはほとんどありません。ですが、もしも痛いなと感じるようであれば、追加の麻酔をすることで痛みを感じなくなります。

    ●大きな血管や神経などの損傷
    熟練していない歯科医師による手術の場合や、CT撮影を行わずインプラントを行うような場合、あごの中の大きな血管や神経を損傷して、命に関わったり、麻痺や痺れという後遺症がのちに残ってしまうことがあります。インプラントを行う際には、値段が安いから、家から近いから、ということなどに飛びつかず、経験豊富な安心して任せられる歯科医師かどうか、インプラントの安全性を高める設備や機器を備えている歯科医院かどうか、などをよく見て決めることも大事です。吉本歯科医院はインプラント経験豊富な歯科医師が安全にインプラント治療を行える体制を整えておりますので、どうぞ安心してお任せ下さい。

    インプラント手術後に起こりうるトラブル
    ■インプラント手術後に起こりうるトラブル

    ●術後の痛み、腫れ、出血、あざなど
    インプラント手術が終わった後、麻酔が切れると痛みは通常出てきます。対策として、早めに痛み止めを飲むことで、それほど痛みを感じずに済みます。腫れも同様、通常は数日間出てきますが、これは生体の正常な反応なので心配はいりません。担当医の指示通り、洗口剤でお口の清潔を保ち、抗生剤の薬を忘れずに飲むようにしましょう。出血は手術後ある程度滲んできますが、こちらも自然と止まってきます。ただし、激しい運動や飲酒、入浴は控えるようにしましょう。上の歯にインプラントを行なった場合には鼻から出血することもあります。この場合は担当医に連絡しましょう。頬やあごに出るあざは内出血によるもので、1〜2週間で自然と治ります。

    ●インプラントの人工歯が揺れる・取れた
    インプラントの人工歯を止めているネジが緩んだり、セメントが溶けて人工歯が取れてしまうことがあります。無くさないように保管し、早めに歯科を受診して付け直してもらいましょう。

    ●人工歯が欠けた
    セラミックの被せ物が欠けてしまうことは珍しくありません。インプラントは骨と強固にくっついており、噛んだ時に天然歯のように沈み込むことがないので、人工歯にダメージが加わりやすく、欠けやすいという特徴があるためです。外して修理をすることが可能です。

    ●歯と歯の間に食べ物がつまる
    インプラントの人工歯根と、もともとの歯の太さというのは異なるため、歯と歯茎の隙間が天然歯の時よりも大きくなりやすく、その部分に食べ物が詰まりやすくなります。しかしこれは、汚れの取りやすさという点では優れており、食べカスや歯垢を取り除きやすく、歯茎を健康に保ちやすいという利点はあります。無理に隙間を埋めてしまうと汚れが取りづらく、歯茎の炎症を起こしやすくなりますので、歯ブラシや歯間ブラシなどでこまめに汚れを落とすのが良いでしょう。

    ●インプラントの歯茎から膿が出る
    インプラント周囲炎が進行すると、歯茎から膿が出るようになります。膿が出る状態というのは相当進行している状態だと考えられますので、早めに担当医を受診しましょう。

    ●インプラントがぐらついてきた・抜けた
    インプラントがインプラント周囲炎を起こした結果、骨が大きく吸収すると、インプラントがぐらついたり抜け落ちてくることがあります。そのようなことにならないよう、インプラントを埋めた後も、定期的に歯科医院でメインテナンスを受け続ける必要性があります。

    インプラント治療ではこれらのようなトラブルが起こる可能性があります。この中にはどうしても起こってしまうトラブルもありますが、あらかじめ知っておくことで、そのようなトラブルが起こっても慌てずに落ち着いて対処できます。また、知っておくことで回避できるトラブルもありますのでぜひ参考にしてみてください。