インプラント手術時の痛みについて

インプラント手術は一般的な歯科医院では通常は局所麻酔で行います。しかし、人によっては麻酔が効きにくい場合があります。吉本歯科医院のようなインプラントを専門に行なっている歯科医院では、局所麻酔でのインプラント治療は行わず静脈鎮静麻酔という方法により麻酔と全身管理を担当する別の歯科医師が「麻酔医」としてインプラント手術を行う執刀医以外に立ち会っています。静脈内鎮静という方法で麻酔を行ってのインプラント治療の場合場合、痛みを感じることはありません。点滴でボーッとする薬を投与しますので、不安や恐怖心も無くなりますし、血圧や脈拍のコントロールを行いますので安全な手術が可能になります。この点からも、インプラント手術においては常に歯科医師2人の体制で行なっている歯科医院が望ましいのです。インプラント治療における歯科麻酔科医師の存在

インプラントの手術後の痛みについて

インプラント手術後は鎮痛剤などが処方されますので、通常はそれほど痛いということはありません。しかし、感染を起こした場合は抗生物質の点滴が必要となりますので、点滴を日常的に行える歯科医院でのインプラント手術が重要です。

補綴物装着までのインプラントの痛みについて

インプラント手術後は通常は2週間程度で痛みは無くなります。それ以上痛みが続く場合は、感染などが疑われますので、歯科医院で診てもらうようにしましょう。

補綴物装着後のインプラントの痛みについて

インプラント治療が終了した後は通常、痛みはありません。痛みが継続する場合はインプラント周囲炎その他の可能性がありますので、歯科医院で診てもらうようにしましょう。

メインテナンス時のインプラントの痛みについて

インプラント使用時に痛みが出る場合は、インプラント周囲炎以外に補綴物やネジの緩みや破損の場合もありますので歯科医院で診てもらうようにしましょう。

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