香川県高松市のインプラント治療ができる歯医者をお探しなら、吉本歯科医院へ。骨が薄い方、骨がないと言われた方のインプラント

インプラントは骨の中に埋まっているフィクスチャーと呼ばれるインプラント本体部分と、フィクスチャーにねじ止めされる補綴物(ほてんぶつ)と呼ばれる人工の歯を固定するアバットメントの部分、そして白い歯の外観をした人工の歯の補綴物からなります。インプラント治療に使用されるパーツとしてのインプラントの品質は、使用するインプラント メーカーと治療医材がとても重要になってきます。

使用するインプラントメーカーと治療医材について

インプラントメーカーは国内で約50社、外国では約200社にのぼり、各歯科医院ともインプラントの医材が異なります。患者さまはチェックできませんが、見逃せない大きなポイントがあります。インプラントにつかうメーカーも実は歯科医院によって全く違います。

インプラントメーカーが潰れない(倒産しない)

表面化されていませんがインプラントメーカーは世界規模でのM&Aが行われている業界であるということをご存じでしょうか?毎年何百というメーカーが吸収合併されたり倒産したりしています。 10年後あなたの入れたインプラントのメーカーが倒産して会社そのものがなくなっていたとしたら修理することさえできません。歯科医院に対して、インプラントのメーカーの営業マンも「うちの会社のインプラントは10年、20年もつ」と言って売り込みをしてきます。しかし、日本国内のメーカーのほとんどは会社が設立されてほとんどが10年未満です。
つまり、手術を受けて10年過ぎた患者様、あるいは20年過ぎた患者様がいないという事実があるも関わらずです。吉本歯科医院で採用している「ブローネマルクインプラント」は世界で最も古く、手術して20年たった患者様、30年たった患者様が何十万人もいるという実績があり、世界数十カ国で使用されています。大きなシェアを持つインプラントメーカーの場合だと、在庫切れなどを起こしてしまっても、すぐに対応することができます。

例えば車で言えばベンツという車がありますよね。何十年前の部品がちゃんと残っているため、何十年前の車を修理してくれますが、日本のメーカーでそんな会社ありません。日本はある程度過ぎたら部品そのものも廃棄してしまいますので、新しく買い換えるしか手はありません。インプラントメーカーを選ぶ時の世界標準で選ぶ必要があるのです。

壊れても修理ができるシステムである

もし壊れても修理ができるシステムである、これも重要なポイントです。インプラントになんらかのトラブルがあってはずすということはインプラント周囲の骨を削ってはずすということです。周囲の骨をごっそり削ってはずさなければいけないのです。ごっそり削るので骨は当然なくなります。骨がなくなったところに、さあ、もう一度インプラントを!と思ったとしてもその時には骨がもうないのでできません。では、入れ歯をしたとします。しかし、骨がなくなった後の入れ歯はほとんど噛むことができません。つまり命にスペアがないように、インプラントにもスペアはないのです。確かに初期投資は大きいかもしれませんが、将来トラブルがあったときに修理ができるということは、20年後のあなたをどれだけ救ってくれることでしょう。インプラントは、患者様の骨の中に入っている部分です。もし骨の中にインプラントが折れたとしたら骨を削るしかないのです。安価なインプラントメーカーのものは一体式ですので、手術も一回で終わります。一体式のインプラントはどこで折れるかまったく想像できません。

ブローネマルクシステムでは3つ以上のパーツに分かれています。わざと壊れやすいところを作っているのです。無理な衝撃が加わったとき、インプラントやあなたの骨を守るために代わりに壊れてくれているのです。もし壊れた場合は折れたところから修理すればまた元通りです。それによって「インプラント体」と「あなたの体を守る」ということを最優先させて作られたシステムなのです。以外にインプラントをされる際に軽視しがちですが、手術をされる先生が「いったいどこのメーカーのインプラントを採用している」のか、これは最も重要なことなのです。インプラントのメーカーは国内で50社近く、外国には200種類もの製品が流通しています。 その中でも3大インプラントメーカーは圧倒的なシェアを誇っています。

ITIインプラント(スイス製:ストローマン社)
アストラインプラント(スウェーデン製)
ブローネマルクインプラント(スウェーデン製)


吉本歯科医院で採用しているのは、世界最高峰基準の「ノーベルバイオケア社のブローネマルク・インプラントシステム」と「スリーアイ社のインプラントシステム」「ストローマン」を採用しております。インプラント治療を選ぶ際には、その先生が「どこのインプラントメーカーを採用しているのか」も大きなチェックポイントとなります。

将来性を考えたインプラント治療とは

インプラント治療は、治療後の状態のまま生涯使用しつづけるとは限りません。インプラントを治療した周囲の歯牙が、虫歯や歯根破折などの新たなトラブルで抜歯となった場合、歯を抜いた場所の骨の状態が悪くその部位にインプラントを適応できない場合、そして他の歯も状態が悪くて保存できない場合に、以前から使用していたインプラントの上部補綴物を外し、新たなインプラントと連結する場合が出てきます。ところが、全てのインプラントがこのような治療が可能な訳ではありません。

長期に販売され、部品が供給し続けられるインプラント

吉本歯科医院には「他院で治療したインプラント治療を再治療して欲しい」という患者さんもいらっしゃいます。その時に最も困るのは、使用されているインプラントメーカーが潰れたり撤退していたりして、パーツが手に入らない場合です。この場合は最悪、そのインプラント自体は問題なくても、再治療できずに撤去する場合があります。日本製のインプラントはほとんど海外では販売されていないので、海外でのフォローは不可能ですし、国内の大学病院でもほとんど流通していないのが現実です。世界のインプラント市場は上位10社で90%を独占していますので、それらのメジャーなインプラントを使用することが非常に重要です。

インプラントのアバットメントが簡単に除去できるか?

韓国製のインプラントは、ドライバーの規格が特殊でグローバルスタンダードではありません。口腔内の悪性腫瘍などの手術時に装着されている補綴物が、ドライバーが使えないために外すことが出来ないなどの問題が大学病院で起こっていますので要注意です。また介護施設からの除去依頼にも対応困難です。吉本歯科医院の院長、吉本彰夫は介護支援専門員(ケアマネジャー)でもあります。そのため介護施設の方からこのようなご相談が多数寄せられています。簡単に外せてリフォーム可能な状態であることが望ましいです。

全てのインプラントをねじ止めで連結した一体化したAll-on-4Ⓡのような補綴物に設計変更可能か? 将来、他の歯の治療が必要になった時にも可能か?

ノーベルバイオケア社が発表したマルチユニットアバットメントの規格が業界標準規格として定着しており、マルチユニットアバットメントと互換性のある中間アバットメントをメーカーが純正部品として供給している製品が今後将来の口腔の変化に対応しやすいです。

  • Nobel Biocare 社 各種インプラント
  • ZIMMER-BIOMET社 各種インプラント(Biomet 3i 等)
  • デンツプライシロナ社 アストラEVインプラント
  • バイオホライズンズ社 各種インプラント
  • ストローマン社 ネオデントインプラント

上記のインプラントは、マルチユニットアバットメントと互換性のあるアバットメントをメーカーが提供しており、異なるインプラントに対して、同一規格のアバットメントを介して同一ドライバーで着脱出来る最終補綴物を装着することができます。吉本歯科医院での採用基準の一つです。