歯科コラム

インプラントには電動歯ブラシがオススメ!

インプラントには電動歯ブラシがオススメ!

インプラントを長持ちさせるためには普段の歯磨きがとても重要です。しかしどんなに一生懸命磨いても、十分磨けない部分が必ず出てきてしまうのが歯磨きの常です。

そこでオススメしたいのが「電動歯ブラシ」です。普通の歯磨きでは限界のある歯磨きも、「電動歯ブラシ」を使用することで劇的に変化することがわかっており、多くの歯科医院で「電動歯ブラシ」の使用が推奨されています。

よって今回は、従来の歯磨きと「電動歯ブラシ」の違いや、「電動歯ブラシ」の使い方についてご紹介したいと思います。

電動歯ブラシによる歯磨きと従来の歯磨きの違い

まず「電動歯ブラシ」を使用した歯磨きと、「普通の歯ブラシ」を使用した歯磨きの違いについてご紹介したいと思います。

一般的な歯ブラシを使用した歯磨きは、基本的に歯ブラシを横に動かしながら歯を磨いていくスタイルです。また前歯の場合は歯ブラシを縦に動かして磨くこともあります。

しかしこの磨き方では、どうしても取れる汚れに限界が出てしまいます。その理由は、歯ブラシの動かし方に極端な制限が出てしまうためです。

歯の汚れをなるべく完全に落とすためには、歯ブラシをもっとしっかりかつ細かく動かすことが理想的であるとされています。

しかし手を使った歯磨きには動きにどうしても限界が出てしまうため、なかなか理想どおりに汚れを落とすことができないのです。

そこで登場したのが「電動歯ブラシ」です。「電動歯ブラシ」は電力によって歯ブラシのヘッドを動かすことにより、手磨きでは難しい動きも実現させることが可能になりました。

また歯ブラシのヘッドは自動で動いているため、歯ブラシを動かす手は汚れがついている場所に歯ブラシを移動させるだけで良く、従来のようにゴシゴシ動かす必要はありません。これにより、効率的かつ効果的な歯磨きを実現したのが「電動歯ブラシ」なのです。


電動歯ブラシの種類

電動歯ブラシの種類

ここで「電動歯ブラシ」の種類についてご紹介します。現在、市場で販売されている「電動歯ブラシ」はおもに3種類に分けられています。

またメーカーによっても細かく種類が異なるため、すべての「電動歯ブラシ」が共通的とは言えません。よって「電動歯ブラシ」の種類ごとの使い方についてもご紹介したいと思います。

■電動歯ブラシ


まず基本的な「電動歯ブラシ」についてご紹介します。
「電動歯ブラシ」には2種類のタイプがあり、それぞれ歯ブラシのヘッドの動きが異なります。

一つはブラシが左右に動く「スライド式」というタイプであり、二つ目はブラシが回転して動く「回転式」というタイプです。

「スライド式」は従来の歯磨きによる動きを自動化したものであるため、多くの人が馴染んでいる磨き心地を味わうことができます。

その使い方は、汚れがついている部分に歯ブラシのヘッドをしっかりあてることです。この際、あまり強くブラシを歯に押し付けてしまうと逆によく磨くことができないので注意が必要です。

また、しっかり汚れを取るには一定時間同じ場所に歯ブラシをあてておく必要があります。そのため、従来のようにゴシゴシ動かさず、ちょっとずつ歯ブラシを動かしていくことがポイントです。

対して「回転式」の場合、「スライド式」と違い回転するブラシにより歯を磨くため、人によっては使い方に慣れるのに少々時間がかかることがあります。

また「回転式」による歯磨きは、歯の表面についた汚れを浮かび上がらせてから取り除くという方法で磨いています。そのため「スライド式」と同様に歯に一定時間ブラシをあて続けなくてはいけません。

また「電動歯ブラシ」のなかには「スライド式」と「回転式」を併せたものもあり、値段によって大きさも機能も変わるため、購入の際には注意が必要です。

■音波歯ブラシ


「電動歯ブラシ」のなかには、「音波歯ブラシ」と呼ばれるものも存在します。その特徴は、通常の「電動歯ブラシ」よりも歯ブラシのヘッドの動きを高速化させ、それにより「音波」を発生させることが可能となっていることです。

「音波」が発生することのメリットは、歯ブラシが届かない部分の汚れも「音波」によって落とすことが可能なことです。

「音波」の振動によりブラシが届かない部分の歯垢も破壊し、さらに水流を発生させて汚れを洗い流すことで効率的な歯磨きができるのです。

そのため歯並びが悪いために歯ブラシがよくあたらない歯がある方でもよく磨くことができます。

使い方は電動歯ブラシと同じく汚れがついている部分にしっかり歯ブラシをあてることです。また歯に強くあてすぎないようにすることも大切です。さらに音波による振動で歯ぐきのマッサージをすることも可能です。

■超音波ブラシ


「超音波歯ブラシ」とは、「音波歯ブラシ」よりもさらに高い「音波」を発生させることができる「電動歯ブラシ」を指します。

「音波歯ブラシ」の場合、1秒間に発生する音波は約200ヘルツから300ヘルツとなっています。

それに対し、「超音波歯ブラシ」の場合はその約6000倍の120万ヘルツから200万ヘルツの音波を発生させます。

そのため「音波歯ブラシ」よりも強いパワーで歯垢だけでなく歯石も落とすことが可能になったり、また歯垢や歯石の元であるバイオフィルムも落とすことが可能になったりします。

つまり電動歯ブラシや音波歯ブラシよりも徹底した汚れの除去ができ、歯医者で行う歯のクリーニングと同じくらい歯をきれいにすることができるのです。

使い方は電動歯ブラシと同じであり、汚れがついている部分に歯ブラシをしっかりあてるようにしましょう。

ただし音波歯ブラシよりも強い音波が出ているため、歯ぐきのマッサージをしようとすると歯ぐきを傷つけてしまうおそれがあるので注意しましょう。

■インプラントに最適な電動歯ブラシ


インプラントは歯周病が大敵であり、一度歯周病に感染してしまうと自然の歯よりも早く症状が進行してしまう特徴があります。

そのため電動歯ブラシによる徹底した汚れの除去は歯周病予防につながり、インプラントを長持ちさせることが可能になります。

しかし、電動歯ブラシは安価なものほど性能が低い傾向にあります。また高価なものほど目的に応じて歯ブラシの振動が調整できるものがあるため、徹底した歯周病予防を行う場合には高性能の電動歯ブラシを使用することをおすすめします。

また現在は多くのメーカーが電動歯ブラシを販売しているため、商品をよく見比べながら自分に合った歯ブラシを購入するようにしましょう。

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