香川県高松市のかみあわせ専門 吉本歯科医院の吉本彰夫です。今回のブログでは「入れ歯が合わなくなる原因」についてお話させて頂きます。

65歳以上の患者様から最も多くご相談にお越しになられるお悩みは「入れ歯が合わなくなった」というものです。現在の日本で部分入れ歯や総入れ歯など義歯を使っている方は65歳以上の方で9割に上るとされています。高齢になるにつれ歯を失う方は多くなり入れ歯のお悩みになる方の数は増えていくと思います。入れ歯を使い始めて何年かすると何度も何度も入れ歯を作り替えてきたけれどしばらくするとまた合わなくなってしまうということが起こります。入れ歯がどうして合わなくなるのか?「噛める入れ歯」はどうすれば手に入るのか?詳しくお話します。

高松市で痛い、噛めない、外れやすい入れ歯でお悩みなら吉本歯科医院へ

✅入れ歯が痛くて食べれない

✅入れ歯で噛めない

✅入れ歯が人前で外れて恥ずかしい

✅入れ歯は見た目が嫌

✅入れ歯だと口臭がひどい

✅入れ歯と歯茎にモノが挟まって痛い

✅何回も作り直しても合わなくなる

上記のような入れ歯のお悩みがある方はまずは吉本歯科医院へご相談ください。あなたの入れ歯が合わなくなる根本原因をお伝えし「痛くない」「噛める」「外れない」入れ歯装置および治療法をご提案させていただきます。

入れ歯が合わなくなる本当の原因とは?

多くの方がご存じない事実が「ご自身の顎の骨」が痩せて変形してしまった場合です。入れ歯装置を使い続けていると顎の骨が痩せて変形していきます。そのため最初はピタリと合っていた入れ歯装置が合わなくなってしまうことが起こりはじめます。

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入れ歯を支える土台となっているのは歯茎の下にある顎骨です。「土手(どて)が痩せてきたから入れ歯が合わなくなった」と言われた体験がおありになる方もいるかと思います。骨は古い骨と新しい骨の入れ替わり(新陳代謝)によって維持されています。年齢が増してくるとどうしても新陳代謝が悪くなっていき、骨自体が痩せていってしまうことが少なくありません。歯がなくなってもしばらくは歯を支えていた歯茎が土手のように残っており通常の入れ歯であればこの土手に乗せて入れ歯を使います。しかし歯茎は歯が受けると今まで支えていた骨がやせ細っていくため骨の上に乗っかっている歯茎も同様に痩せて平らになっていきます。平らになってしまうと入れ歯がくまた自分の歯ではない入れ歯で噛んでいる場合、顎骨への刺激が間接的になってしまうため、刺激の弱さが骨を細らせてしまう原因にもなります。骨が痩せてくると当初作った入れ歯との密着度にズレや隙間が生じ、これが痛みの原因になってくることもあるのです。

入れ歯装置そのものが破損してしまった場合には合わなくなります。破損は落下やふみつけてしまった等、取扱方法を誤ったことにより壊れてしまった場合もありますし、継続的な噛む力がかかりすぎて入れ歯装置そのものが変形したり損傷してしまった場合です。

「骨が痩せたから」入れ歯が合わない

入れ歯が合わなくなってご相談にお越しになられる患者さんのほとんどは、「入れ歯そのものが悪くなった変形した」と思われ来院されます。しかし、入れ歯装置そのものが物理的な損傷や破損でない場合はその原因のほとんどは先ほどの①番目の理由「患者さんご自身の顎の骨の退縮・変形によるもの」です。しかしそのことをご存じない場合があります。

理屈はとても簡単です。私の説明を聞いて下さった方は、「ああ、そういうことなんですね」とすぐに理解して下さいます。総入れ歯を長年使い続けた方は合わない総入れ歯を使い続け、そのうち、歯を支えている骨までどんどん変形し、顔貌まで変形し、ちょっと入れ歯で噛んだだけで痛くてたまらないという生活を過ごしていらっしゃる方が本当に多いのです。

高松市で入れ歯をインプラントにしたいなら吉本歯科医院


総入れ歯を長年使い続けた方が「総入れ歯をいれると神経に触るように痛い」「絹ごし豆腐のような柔らかいものを噛んだだけでも痛い」こんな風におっしゃられて当院にお越しになられます。入れ歯が合わなくなる原因をさらにお話しましょう。硬い物と柔らかい物がぶつかりあえば必ず柔らかい物が、壊れて負けるのです。イメージして下さい。ここに柔らかい座布団があります。

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その上にあなたが正座します。座布団を見るとあなたが座って体重がかかった部分が、へこんでしまいます。特に柔らかいふかふかの座布団ほど、へこみが大きくなりますよね。その原理と同じです。座布団はあなたの歯茎です。歯肉(しにく)です。つまり柔らかい肉です。ほっぺの際(きわ)のお肉を指で押さえて頂くと歯茎は触るとぷよぷよ柔らかく変形していきますよね?そして、座布団の上に乗った50キロ(だと仮定します)のあなたが「噛む力」です。総入れ歯はプラスチックです。

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もしくは金属です。変形しません。すごく硬いんです。プラスチックのスプーンを歯茎で噛めば歯茎が痛くなりますよね?それくらいに硬い、のです。肉の塊をスプーンで押せえれば必ずお肉が変形してしまうのです。総入れ歯は、歯茎の上にパカッと乗せているだけの道具です。柔らかい歯茎の上に、入れ歯という硬い物をただ乗せているだけ、入れ歯安定剤などを使って密着させているだけ、です。入れ歯でご自分の歯があった頃の時と同じようなお食事をしてしまいますと力がかかりすぎて、粘膜つまり、歯茎が大きなダメージを受けます。

力がかかると報告されています。噛めば噛むほど深いへこみができるのです。そして毎日毎日お食事をされますので、3度3度の食事の際、おやつの際に、どんどんどんどんダメージを与え続けていっているのです。イメージしてみて下さい。肉の塊を何度も何度もギュッギュッと押さえていると肉に押さえた形が凹んで元に戻らなくなります。さらに歯茎の下にある骨を傷つけてしまうのです。

次の写真をご覧下さい。

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指で手の平の肉が盛り上がっているところを 軽く指で押してみます。軽く押しているだけなので痛みは感じません。しかし何度も何度も力がかかることで肉や骨はどんどんへこんで変形していきます。今度は、指で肉をぎゅっと押してみます。痛くなってきますよね。さらには熱くなって皮がむけてきますよね。

次に、手の平ではなく、手の甲の骨の上を指で押してみて下さい。

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顎の骨が痩せて変形するのは顎の骨が吸収されることで起こります。顎の骨が吸収される原因はさまざまあります。歯周病の進行が原因によるもの骨粗しょう症が原因のもの。歯周病が進行すると、歯周病菌が歯槽骨まで到達し、歯槽骨を破壊していきます。これらのいくつかの要因が合わさることで、顎の骨は吸収されてしまい、義歯の不具合につながってしまうのです。また、入れ歯を使い続けることにより顎の骨が痩せて変形していくことがあります。入れ歯が歯茎の上に乗っかっているだけのものです。顎の骨の上には歯茎がありその肉の上に入れ歯装置がのっかっているだけです。つまり歯がないところに強い圧力、噛む力がかかり続けることによりどんどん骨が吸収されるスピードがはやくなっていくことがあります。患者さんによって「3ケ月前に新しい入れ歯を作ったばかりなのにもう合わなくなった」ということがあります。これは「顎の骨が痩せて退縮していくスピードがはやまってきた」ということを意味します。

総義歯(総入れ歯)で噛んで痛い原因を解決する方法

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1)すでに骨が少ないから、骨が変形してしまったから(→解決できない)
2)歯茎よりも硬い物を噛んでしまったから(→食事の仕方、内容を変えることで解決できる)
3)総入れ歯がズレて、粘膜を擦ってさらに傷つけていくから(→固定式のインプラント入れ歯で解決できる)
4)傷をした歯茎にさらに衝撃を与えるから(→固定式のインプラント入れ歯で解決できる)
なのです。

これらの原因で解決できるものと解決できないものが、あります。一つ一つ解決することで状態が変わってきます。入れ歯でお悩みをお持ちの方はまずはご相談下さいね。

お気軽にお問い合わせください。087-818-1118受付時間 9:15-18:00 [ 日・祝日除く ]

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