
総入れ歯が合わない、部分入れ歯が痛くて噛めない、「骨がないからインプラントはできない」と言われた――そんなお悩みを抱えて、吉本歯科医院には多くの方がご相談に来られます。また、「インプラントに興味はあるけれど手術が怖い」「費用が高額で不安」「オールオン4で後悔しないか心配」「ブリッジがグラグラしていて抜歯になるかもしれない」
「抜歯後の治療をどうすればいいのか分からない」といった不安や疑問をお持ちの方も少なくありません。このページでは、実際に当院へご相談に来られた患者様からいただくご質問の中から、特に多いものを厳選してご紹介しています。ご自身のお悩みに近い内容がありましたら、ぜひ参考になさってください。
- 1. 骨が少ない・骨がない方のインプラントQ&A 30選
- 1.1. Q. 骨がないと言われたのですがインプラントはできますか?
- 1.2. Q. 骨が少ない場合はどんな治療になりますか?
- 1.3. Q. 骨はインプラント後も減ることはありますか?
- 1.4. Q. 骨造成とは何ですか?
- 1.5. Q. 骨を作る治療は痛いですか?
- 1.6. Q. 骨造成にはどれくらいの期間がかかりますか?
- 1.7. Q. 骨がない人は必ず骨造成が必要ですか?
- 1.8. Q. 骨が薄い場合でもオールオン4®はできますか?
- 1.9. Q. 上顎の骨が少ない場合の治療法は?
- 1.10. Q. 下顎の骨が少ない場合の注意点は?
- 1.11. Q. サイナスリフトとは何ですか?
- 1.12. Q. ソケットリフトとの違いは?
- 1.13. Q. 骨造成の成功率はどれくらいですか?
- 1.14. Q. インプラント治療が難しいと診断された場合でも対応できますか?
- 1.15. Q. CT検査で何が分かりますか?
- 1.16. Q. 骨密度が低いとインプラントはできませんか?
- 1.17. Q. 骨がない人でも即日インプラントは可能ですか?
- 1.18. Q. 骨が少ないと費用は高くなりますか?
- 1.19. Q. 骨が吸収する原因は何ですか?
- 1.20. Q. 入れ歯で骨が減ることはありますか?
- 1.21. Q. 骨が少ない人のリスクは何ですか?
- 1.22. Q. 骨がない場合の失敗例はありますか?
- 1.23. Q. 短いインプラントは使えますか?
- 1.24. Q. 斜めに入れるインプラントとは?
- 1.25. Q. 治療を断られる基準は何ですか?
- 1.26. Q. 高齢でも骨造成は可能ですか?
- 1.27. Q. 骨がない場合の治療期間は?
- 1.28. Q. 骨造成後に注意することは?
- 1.29. Q. 骨が少ない人に向いている治療は?
- 1.30. Q. 自分が骨不足かどうかはどう判断しますか?
- 2. インプラント治療についてQ&A
- 2.1. Q. インプラントと差し歯の違いは何ですか?
- 2.2. Q. インプラントの仕組みを教えてください
- 2.3. Q. インプラント治療の流れはどうなりますか?
- 2.4. Q. 治療期間はどれくらいですか?
- 2.5. Q. 手術時間はどれくらいですか?
- 2.6. Q. 痛みはどれくらいありますか?
- 2.7. Q. インプラント手術の時の麻酔はどのように行いますか?
- 2.8. Q. 手術後の腫れはどれくらい続きますか?
- 2.9. Q. インプラントはどれくらい持ちますか?
- 2.10. Q. タバコを吸っています。禁煙しないとインプラントできませんか?
- 2.11. Q. 寿命は何年ですか?
- 2.12. Q. メリットは何ですか?
- 2.13. Q. デメリットはありますか?
- 2.14. Q. 失敗することはありますか?
- 2.15. Q. 成功率はどれくらいですか?
- 2.16. Q. 保険は使えますか?
- 2.17. Q. 費用はどれくらいですか?
- 3. 部分入れ歯の悩みからインプラントへ
- 3.1. Q. 部分入れ歯からインプラントにできますか?
- 3.2. Q. 部分入れ歯が痛い原因は何ですか?
- 3.3. Q. 部分入れ歯の金属のバネが見えるのが気になります
- 3.4. Q. 部分入れ歯だと毎回食べ物が挟まるのはなぜですか?
- 3.5. Q. 部分入れ歯が外れやすいのは普通ですか?
- 3.6. Q. 部分入れ歯からインプラントにすると何が変わりますか?
- 3.7. Q. 部分入れ歯からインプラントにすると見た目は自然になりますか?
- 3.8. Q. 部分入れ歯からインプラントにするには何本必要ですか?
- 3.9. Q. 部分入れ歯からインプラントに変える費用はどれくらいですか?
- 3.10. Q. 部分入れ歯からインプラントにする治療期間はどれくらいですか?
- 3.11. Q. インプラント手術の時の痛みはありますか?
- 3.12. Q. インプラントの手術が怖いのですが大丈夫ですか?
- 3.13. Q. 部分入れ歯とインプラントは併用できますか?
- 3.14. Q. インプラントは片側だけでもできますか?
- 3.15. Q. 部分入れ歯を長年使っており骨が少ない場合はどうなりますか?
- 3.16. Q. 部分入れ歯をやめて即日インプラントは可能ですか?
- 3.17. Q. 高齢でもできますか?
- 3.18. Q. 部分入れ歯を使い続けるリスクは?
- 3.19. Q. 部分入れ歯とインプラントでは噛む力はどれくらい変わりますか?
- 3.20. Q. メンテナンスは必要ですか?
- 3.21. Q. インプラントは長持ちしますか?
- 3.22. Q. 部分入れ歯の違和感とインプラントの違和感の違いはありますか?
- 3.23. Q. 部分入れ歯で発音がしにくいです。
- 3.24. Q. インプラントにすると外さなくてもいいですか?
- 3.25. Q. インプラントにすれば寝るときもそのままですか?
- 3.26. Q. 部分入れ歯は保険がきいたがインプラントは?
- 3.27. Q. 骨が少ないため治療が難しいと言われた場合でもできますか?
- 3.28. Q. 部分入れ歯をインプラントにする場合、どの程度の期間、仕事に支障が出ますか?
- 3.29. Q. 自分に合うかどうか判断方法は?
- 4. 総入れ歯の悩みからインプラントへ
- 4.1. Q. 総入れ歯が痛いのはなぜですか?
- 4.2. Q. 噛めない原因は何ですか?
- 4.3. Q. 外れやすいのは普通ですか?
- 4.4. Q. 会話中にズレるのが不安です
- 4.5. Q. 食事が楽しくありません
- 4.6. Q. 総入れ歯をインプラントにできますか?
- 4.7. Q. 総入れ歯を周囲に知られたくありません。インプラントにできますか?
- 4.8. Q. 総入れ歯から固定式にできますか?
- 4.9. Q. 総入れ歯からインプラントにする場合の費用はどれくらいですか?
- 4.10. Q. 総入れ歯からインプラントにするには治療期間はどれくらいですか?
- 4.11. Q. 総入れ歯からインプラントにするには痛みはありますか?
- 4.12. Q. 手術は怖いです
- 4.13. Q. 総入れ歯からインプラントにするには高齢でもできますか?
- 4.14. Q. 総入れ歯を長く使っており骨がない場合はどうなりますか?
- 4.15. Q. 総入れ歯からインプラントにして即日仮歯は可能ですか?
- 4.16. Q. 総入れ歯からインプラントにした場合、食事はすぐできますか?
- 4.17. Q. 総入れ歯からインプラントにすると見た目は自然になりますか?
- 4.18. Q. 総入れ歯からインプラントにすれば毎回外さなくていいですか?
- 4.19. Q. 総入れ歯からインプラントにしたら掃除はどうなりますか?
- 4.20. Q. 総入れ歯からインプラントにした場合長持ちしますか?
- 4.21. Q. 総入れ歯からインプラントにしたら顔の筋肉はあがりますか?
- 4.22. Q. 総入れ歯からインプラントにしたらメンテナンスは必要ですか?
- 4.23. Q. 総入れ歯からインプラントにしたら話しにくくなりませんか?
- 4.24. Q. 総入れ歯に戻ることはありますか?
- 4.25. Q. 失敗することはありますか?
- 4.26. Q. 総入れ歯からインプラントにする場合、他院との違いは?
- 4.27. Q. 総入れ歯からインプラントにする場合、通院回数は?
- 4.28. Q. 総入れ歯からインプラントにする場合、仕事に影響は?
- 4.29. Q. 総入れ歯からインプラントにしたいが家族に反対されています
- 4.30. Q. 自分の状態が総入れ歯からインプラントにできるか知りたい
- 5. 全身疾患がある場合のインプラント治療Q&A
- 5.1. Q. 糖尿病でもインプラントできますか?
- 5.2. Q. 高血圧でも大丈夫ですか?
- 5.3. Q. 心臓病がある場合は?
- 5.4. Q. 骨粗しょう症でも可能ですか?
- 5.5. Q. 抗凝固薬を飲んでいますが大丈夫ですか?
- 5.6. Q. 喫煙していてもできますか?
- 5.7. Q. 免疫力が低い場合は?
- 5.8. Q. 術後の感染リスクは?
- 5.9. Q. 麻酔は安全ですか?
- 5.10. Q. 服薬はどうなりますか?
- 5.11. Q. 血液検査は必要ですか?
- 5.12. Q. 持病があると治療期間は延びますか?
- 5.13. Q. かかりつけの医師の許可は必要ですか?
- 5.14. Q. 骨が弱い場合は?
- 5.15. Q. 全身疾患がある場合、失敗リスクは高いですか?
- 5.16. Q. 治療できないケースは?
- 5.17. Q. 代替治療はありますか?
- 5.18. Q. 全身疾患がある場合のインプラント治療は生活制限はありますか?
- 5.19. Q. 術後の注意点は?
- 5.20. Q. 費用は変わりますか?
- 5.21. Q. リスクを減らす方法は?
- 5.22. Q. どの程度なら安全ですか?
- 5.23. Q. 持病や骨が薄いと言われた場合でもインプラントできますか?
- 5.24. Q. 相談だけでも可能ですか?
- 6. インプラント治療後のメインテナンス
- 6.1. Q1. インプラント後のメンテナンスは必要ですか?
- 6.2. Q2. どれくらいの頻度で通院しますか?
- 6.3. Q3. メンテナンスをしないとどうなりますか?
- 6.4. Q4. インプラントは虫歯になりますか?
- 6.5. Q5. 歯周病のような病気になりますか?
- 6.6. Q6. インプラント周囲炎とは何ですか?
- 6.7. Q7. どんな症状が出ますか?
- 6.8. Q8. 自分でできるケア方法は?
- 6.9. Q9. 歯ブラシは普通でいいですか?
- 6.10. Q10. 電動歯ブラシは使えますか?
- 6.11. Q11. フロスは必要ですか?
- 6.12. Q12. 専用の清掃器具はありますか?
- 6.13. Q13. メンテナンス費用はいくらですか?
- 6.14. Q14. 一生通う必要がありますか?
- 6.15. Q15. サボるとどうなりますか?
- 6.16. Q16. 定期検診では何をしますか?
- 6.17. Q17. レントゲンは毎回必要ですか?
- 6.18. Q18. クリーニング内容は?
- 6.19. Q19. 痛みはありますか?
- 6.20. Q20. 被せ物は交換が必要ですか?
- 6.21. Q21. ネジのゆるみは起こりますか?
- 6.22. Q22. トラブルは多いですか?
- 6.23. Q23. 長持ちさせるコツは?
- 6.24. Q24. 喫煙は影響しますか?
- 6.25. Q25. 食生活は関係ありますか?
- 6.26. Q26. 保証はありますか?
- 6.27. Q27. 転院した場合はどうなりますか?
- 6.28. Q28. 他院で入れたインプラントも診てもらえますか?
- 6.29. Q29. 忙しくて通えません
- 6.30. Q30. 最低限必要なケアは?
- 7. インプラント初診パック・受診に関するQ&A
- 7.1. Q. インプラント初診パックとは何ですか?
- 7.2. Q. 何が含まれていますか?
- 7.3. Q. 費用はいくらですか?
- 7.4. Q. CT検査は含まれますか?
- 7.5. Q. カウンセリング内容は?
- 7.6. Q. どれくらい時間がかかりますか?
- 7.7. Q. 当日治療はありますか?
- 7.8. Q. 無理に治療を勧められませんか?
- 7.9. Q. 相談だけでもいいですか?
- 7.10. Q. セカンドオピニオンでも可能ですか?
- 7.11. Q. 他院の診断結果を持参してもいいですか?
- 7.12. Q. 骨がないかどうか分かりますか?
- 7.13. Q. 治療計画はその場で分かりますか?
- 7.14. Q. 見積もりは出ますか?
- 7.15. Q. 家族と相談したいです
- 7.16. Q. 当日決める必要はありますか?
- 7.17. Q. 保険は使えますか?
- 7.18. Q. 支払い方法は?
- 7.19. Q. 高齢でも受けられますか?
- 7.20. Q. 持病があっても大丈夫ですか?
- 7.21. Q. 痛みはありますか?
- 7.22. Q. どんな人が受けていますか?
- 7.23. Q. どれくらいの人が治療に進みますか?
- 7.24. Q. 予約は必要ですか?
- 7.25. Q. 当日キャンセルできますか?
- 7.26. Q. 服装の注意点は?
- 7.27. Q. 食事はして行っていいですか?
- 7.28. Q. 駐車場はありますか?
- 7.29. Q. 所要時間は?
- 7.30. Q. 何を持っていけばいいですか?
- 8. オールオン4®に関するQ&A
- 8.1. Q. オールオン4®とは何ですか?
- 8.2. Q. オールオン4®の何本のインプラントで支えますか?
- 8.3. Q. オールオン4®と総入れ歯との違いは?
- 8.4. Q. オールオン4®のメリットは何ですか?
- 8.5. Q. オールオン4®のデメリットはありますか?
- 8.6. Q. オールオン4®で後悔する人はいますか?
- 8.7. Q. オールオン4®が向いている人は?
- 8.8. Q. オールオン4®が向いていない人は?
- 8.9. Q. オールオン4®は骨がなくてもできますか?
- 8.10. Q. オールオン4®は即日仮歯は可能ですか?
- 8.11. Q. オールオン4®の手術時間は?
- 8.12. Q. オールオン4®の費用はいくらですか?
- 8.13. Q. オールオン4®の治療期間はどれくらいですか?
- 8.14. Q. オールオン4®は食事はいつからできますか?
- 8.15. Q. オールオン4®は見た目は自然ですか?
- 8.16. Q. オールオン4®は外さなくていいですか?
- 8.17. Q. オールオン4®は清掃はどうしますか?
- 8.18. Q. オールオン4®はメンテナンスは必要ですか?
- 8.19. Q. オールオン4®は寿命はどれくらいですか?
- 8.20. Q. オールオン4®は壊れることはありますか?
- 8.21. Q. オールオン4®は修理は可能ですか?
- 8.22. Q. オールオン4®は話しにくくなりませんか?
- 8.23. Q. オールオン4®は匂いは出ませんか?
- 8.24. Q. オールオン4®は保証はありますか?
- 8.25. Q. オールオン4®は高齢でもできますか?
- 8.26. Q. 過去に治療が難しいと言われた場合でも可能ですか?
- 8.27. Q. オールオン4®は上だけ・下だけできますか?
- 8.28. Q. オールオン4®は通院回数は?
- 8.29. Q. オールオン4®が自分に向いているか知りたい
- 9. インプラントオーバーデンチャーに関するQ&A
- 9.1. Q1. オーバーデンチャーとは何ですか?
- 9.2. Q2. 通常の入れ歯との違いは?
- 9.3. Q3. インプラントは何本必要ですか?
- 9.4. Q4. メリットは何ですか?
- 9.5. Q5. デメリットはありますか?
- 9.6. Q6. 外れにくくなりますか?
- 9.7. Q7. 噛む力はどれくらい上がりますか?
- 9.8. Q8. 費用はいくらですか?
- 9.9. Q9. オールオン4との違いは?
- 9.10. Q10. オールオン®とどちらが良いですか?
- 9.11. Q11. 高齢でもできますか?
- 9.12. Q12. 骨が少なくても可能ですか?
- 9.13. Q13. 手術は必要ですか?
- 9.14. Q14. 痛みはありますか?
- 9.15. Q15. 治療期間は?
- 9.16. Q16. メンテナンスは必要ですか?
- 9.17. Q17. 外して掃除しますか?
- 9.18. Q18. 匂いは出ませんか?
- 9.19. Q19. 壊れることはありますか?
- 9.20. Q20. 修理は可能ですか?
- 9.21. Q21. 見た目は自然ですか?
- 9.22. Q22. 発音への影響は?
- 9.23. Q23. 保険との違いは?
- 9.24. Q24. 長持ちしますか?
- 9.25. Q25. 部分的にできますか?
- 9.26. Q26.過去に治療が難しいと言われた場合でも可能ですか?
- 9.27. Q27. 即日対応は可能ですか?
- 9.28. Q28. 通院回数は?
- 9.29. Q29. 将来的に変更できますか?
- 9.30. Q30. 自分に向いているか知りたい
- 10. 【自由診療(骨造成・インプラント治療・オールオン4®・オーバーデンチャー等)に関するご案内】
- 10.1. ■ 通常必要とされる治療内容
- 10.2. ■ 標準的な費用(税込)
- 10.3. ■ 治療期間および通院回数の目安
- 10.4. ■ 主なリスク・副作用等
骨が少ない・骨がない方のインプラントQ&A 30選

Q. 骨がないと言われたのですがインプラントはできますか?
A. A. 決して諦めずにご相談ください。過去に「骨がないからインプラントは難しい」と診断された方でも、インプラント治療が可能になるケースが多くあります。当院では、0.5ミリ単位で解析できるCTと3D立体構築シミュレーションを用い、リスクを軽減できるポイントを探し出してインプラントを埋入する技術や、骨再生療法(GBR・ソケットリフトなど)を駆使することで、安全に配慮した治療に努めています。【香川県】骨が少なくてもインプラントできる!「骨がない」と診断された方へ | 本当に歯でお困りの方は香川県 高松市の咬み合わせ専門 吉本歯科医院
Q. 骨が少ない場合はどんな治療になりますか?
A. インプラントを埋め込むための「基礎(骨)」の厚みや幅が不足している場合、特殊な膜や人工骨、自家骨などを用いて骨を造り増やす「骨造成(こつぞうせい)」という治療(GBR、サイナスリフト、ソケットリフトなど)を併用します。また、骨造成を極力避けるために、骨が残っている硬い部分を探し出して斜めにインプラントを埋め込む「オールオン4」のような術式を選択することもあります。「骨が溶けているから無理」と言われたが、インプラントは本当に無理なのか?|骨がないと言われた方のインプラントなら香川県高松市の吉本歯科医院
Q. 骨はインプラント後も減ることはありますか?
Q. 骨造成とは何ですか?
A. 骨造成(GBR:骨組織誘導再生など)とは、インプラントを埋め込むのに十分な骨の厚みや幅がない場合に、骨の薄い部分に骨補填材(人工骨やご自身の削った骨)を置き、それを特殊な膜(遮断膜)で覆って骨の再生を促す治療法のことです。歯周病や合わない入れ歯によって溶けてしまった「基礎(土地)」を、インプラントという「建物」を建てられる状態にリフォームする工事だとお考えください。「骨が溶けているから無理」と言われたが、インプラントは本当に無理なのか?|骨がないと言われた方のインプラントなら香川県高松市の吉本歯科医院
Q. 骨を作る治療は痛いですか?
A. 手術中は専任の歯科麻酔科医による「静脈内鎮静麻酔」を併用するため、うたた寝をしているような夢見心地の状態で、痛みや恐怖心を和らげながら手術を終えることができます。術後についても、当院では極力身体に負担をかけない低侵襲な術式を選択し、鎮痛薬等で適切にコントロールするため、痛みや腫れを軽減するよう努めています。
Q. 骨造成にはどれくらいの期間がかかりますか?
A. 骨造成を単独で先に行う場合と、インプラント埋入と同時に行う場合で期間の捉え方が異なります。インプラントと同時に骨造成ができる程度の骨の欠損であれば、通常のインプラント結合期間(下顎3〜6ヶ月、上顎6〜9ヶ月)の中で同時に治癒を待ちます。しかし、骨の欠損が大きすぎ先ず骨だけを造る手術をする場合は、骨ができるまで約半年待ち、それからインプラントを埋め込んでさらに数ヶ月待つため、トータルで1年以上の期間がかかることもあります。
Q. 骨がない人は必ず骨造成が必要ですか?
A. 必ずしも骨造成が必要なわけではありません。当院では5ミリ程度の骨があれば埋入可能なインプラント(ショートインプラントなど)も採用しているため、大掛かりな骨造成をせずに治療できるケースもあります。また、骨のある部分を狙って斜めに埋め込む技術を活用することで、骨造成を回避できる場合もあります。
Q. 骨が薄い場合でもオールオン4®はできますか?
A. はい、可能なケースが多くあります。オールオン4®は、顎の骨の中でも特に硬く骨が残っている部分をCTで見極め、インプラントを斜めに埋め込む特殊な技術を用います。これにより、骨が薄い方でも大掛かりな骨造成(骨移植)を行わずに、最少4本のインプラントで全ての人工歯をしっかりと支えることが可能になります。インプラント、オールオン4(オールオンフォー)、審美歯科なら香川の歯医者「吉本歯科医院(香川県高松市)」
Q. 上顎の骨が少ない場合の治療法は?
. 上顎の奥歯の上には「上顎洞(サイナス)」という鼻腔につながる空洞があり、もともと骨が薄い部分です。歯を失ってさらに骨が吸収している場合、上顎洞の底の膜(シュナイダー膜)を破らないようにそっと押し上げ、そこに人工骨を詰めてインプラントを埋め込むための骨の厚みを確保する「サイナスリフト」や「ソケットリフト」という治療法を用います。
Q. 下顎の骨が少ない場合の注意点は?
A. 下顎の骨の中には「下歯槽神経(かしそうしんけい)」という、唇や顎の知覚を司る太い神経と血管のトンネルが走っています。合わない入れ歯などで骨が極端に溶けていると、この神経までの距離が非常に近くなります。誤って神経を傷つけると顔や唇に麻痺が残る危険があるため、手術前にはCTによる3D立体構築画像で、神経までの距離をミリ単位で正確に把握し、リスクに配慮した長さのインプラントを選択することが重要です。
Q. サイナスリフトとは何ですか?
A. サイナスリフト(上顎洞底挙上術)は、上顎の奥歯部分で極端に骨が少なく、ソケットリフトでは対応できない場合に行う骨造成法です。歯茎の横の壁からアプローチし、上顎洞の粘膜(シュナイダー膜)を直接持ち上げ、その空間に人工骨や自家骨を詰めて、インプラントを支えるための骨の厚みを確保します。
Q. ソケットリフトとの違いは?
A. ソケットリフトは、サイナスリフトと同様に上顎洞の底を持ち上げて骨を造る治療ですが、骨の厚みが5mm以上あるなど、比較的骨が残っている場合に行います。歯茎の横からアプローチするサイナスリフトに対し、ソケットリフトはインプラントを埋め込むための小さな穴を利用して、専用の器具や水流で粘膜を少しずつ押し上げ、そこから骨補填材を詰めるため、傷口が小さく患者様への身体的負担を軽減できるのが特徴です。
Q. 骨造成の成功率はどれくらいですか?
A. 骨造成は、適切な術式、徹底した衛生管理、そして「手術後に噛み合わせの過剰な力がかからないようなコントロール」を行うことで、成功率を高めることができます。しかし、患者様ご自身に重度の糖尿病がある場合や、喫煙習慣(タバコ)がある場合は、血流が悪くなり骨の再生が阻害されるリスクがあるため、成功率が低下する傾向にあります。
Q. インプラント治療が難しいと診断された場合でも対応できますか?
Q. CT検査で何が分かりますか?
A. 通常の平面レントゲンでは見えない、顎の骨の「厚み」「高さ」「形」「硬さ(密度)」、そして骨の中を通る「神経や血管の正確な立体位置」が0.5ミリ単位で正確に分かります。さらに、骨の奥に潜む見えない「ばい菌の塊」や過去の治療による炎症の広がりなど、水面下で起こっている問題までを立体的に把握できるため、より安全性の高い手術計画を立てるために非常に重要な検査です。口腔内CTについて(口腔CT撮影室設置医院) | 本当に歯でお困りの方は香川県 高松市の咬み合わせ専門 吉本歯科医院
Q. 骨密度が低いとインプラントはできませんか?
A. 骨密度が低い(骨が柔らかい)場合、インプラントを埋め込んだ時の初期固定(しっかり留まること)が得られにくく、骨と結合しにくいリスクがあります。しかし、事前のCT検査で骨の硬さ(CT値)を正確に把握し、ドリルの削る量を調整したり、骨の硬い部位を選んで埋め込んだり、骨としっかり結合するまで長めの治癒期間を設けたりすることで、安全に配慮して対応することが可能です。
Q. 骨がない人でも即日インプラントは可能ですか?
A. 顎の骨の量や硬さが十分にあり、手術時にインプラントがしっかりと固定(初期固定)できた場合は、その日のうちに仮歯を入れる即日インプラント(即時荷重・オールオン4など)が可能です。しかし、骨の量が極端に少なく大掛かりな骨造成が必要な場合や、骨が非常に柔らかい場合は、安全を最優先し、無理に仮歯を固定せず、インプラントと骨がしっかりと結合するまでの数ヶ月間、待機期間を設けることが基本です。
Q. 骨が少ないと費用は高くなりますか?
A. 通常のインプラント治療費用に加え、骨を造るための材料費(人工骨や特殊な遮断膜など)や、高度な技術を要する外科手術(GBR、サイナスリフト、ソケットリフトなど)の費用が別途必要となるため、治療費の総額は高くなる傾向があります。
Q. 骨が吸収する原因は何ですか?
A. 骨が溶けて吸収する根本原因は大きく2つあります。①お口の中の細菌(歯周病菌など)による「細菌感染」で骨が溶かされること。②噛み合わせのバランスが狂い、特定の歯や歯茎に過度な力がかかり続けることによる「破壊的な力(過剰な力)」です。この「細菌」と「破壊的な力」の両方を防がなければ、骨の吸収の進行を抑えることは困難になります。
Q. 入れ歯で骨が減ることはありますか?
A. 合わない入れ歯を使い続けると、骨が減る(吸収する)リスクが高まります。入れ歯は歯茎という「柔らかい組織」の上に乗っているため、噛むたびに組織が沈み込み、その下にある骨を圧迫し続けることがあります。この圧力によって顎の骨は少しずつ溶けて(吸収して)やせ細っていく傾向があります。入れ歯を長年使い続けると、将来的にはインプラント治療が困難になるほど骨が減少してしまうケースもあります。「入れ歯をつけていると、あごの骨がとける」って本当ですか? | 本当に歯でお困りの方は香川県 高松市の咬み合わせ専門 吉本歯科医院
Q. 骨が少ない人のリスクは何ですか?
A. 骨という「基礎」が弱いと、そこにインプラントという「建物」を建てても、日々の噛む力に耐えきれず、インプラントが抜け落ちたり、周囲の骨が骨折したりするリスクが高まります。また、骨が薄いことで、手術中にすぐ下にある重要な神経や血管を傷つけてしまうリスクも高まる傾向にあります。
Q. 骨がない場合の失敗例はありますか?
A. 「基礎(骨)」が不足している状態や、「設計図(噛み合わせのバランス)」を十分に考慮せずにインプラントを埋め込んだ結果、特定のインプラントに過剰な力が集中し、数年でインプラントが折れたり、周囲の骨が溶けたりして脱落するトラブルにつながるケースもあります。当院にも、インプラントのやり直し(リカバリー治療)のご相談に来られる患者様がいらっしゃいます。
Q. 短いインプラントは使えますか?
A. 顎の骨の高さが足りない場合、5ミリ程度の短いインプラント(ショートインプラントなど)を使用することで、大掛かりな骨造成やサイナスリフトなどの手術を回避できるケースがあります。ただし、短いインプラントは噛む力を支える面積が小さくなるため、「過剰な力をどう分散させるか」という緻密な力のコントロール(噛み合わせの調整)が非常に重要です。
Q. 斜めに入れるインプラントとは?
A. オールオン4などで用いられる、骨の少ない方に向けた治療技術の一つです。骨が垂直的に足りない場合でも、CTで顎の骨の中で骨量が多く硬い部位を探し出し、あえてインプラントを斜めに(最大30度から45度)角度をつけて長く埋め込みます。これにより、大掛かりな骨造成をせずに、インプラントを顎の骨にしっかりと安定させ、広い範囲で噛む力を均等に支えることが可能になります。ワンデイインプラント(オールオン4) 香川県高松市吉本歯科医院
Q. 治療を断られる基準は何ですか?
A. 顎の骨の成長が終わっていない方(概ね16歳以下)、毎日の歯磨きなどのお手入れが十分に行えない方、そして重度の糖尿病、高血圧、心疾患などで全身状態のコントロールができていない方は、手術の安全性や術後の治癒が見込めないため治療をお断りする場合があります。また、骨粗鬆症の治療薬(ビスフォスフォネート系薬剤など)を服用されている方は、骨の代謝が影響を受け、顎骨壊死等を起こすリスクが高まるため、外科手術を伴う治療はお受けできない場合があります。
Q. 高齢でも骨造成は可能ですか?
A. インプラントや骨造成に明確な年齢の上限はありません。当院では80代の方の治療実績もあります。しかし、ご高齢の方ほど見えない全身疾患のリスクが潜んでいる可能性があるため、当院では術前に提携病院での血液検査や心電図検査などを実施し、専任の歯科麻酔科医による全身管理(静脈内鎮静麻酔や生体モニターによる監視)のもと、安全に配慮した環境下で手術を行うことを基本としています。
Q. 骨がない場合の治療期間は?
A. GBRやサイナスリフトなどの骨造成を行った場合、造った骨がご自身の骨として固まるまでに、通常のインプラント治癒期間に加えてさらに数ヶ月の待機期間が必要になります。そのため、骨がある方に比べて治療期間は長くなり、インプラントが完成して噛めるようになるまで、トータルで半年から1年程度、あるいはそれ以上かかることもあります。
Q. 骨造成後に注意することは?
A. 最も重要なのは「感染を防ぐこと」と「過剰な力をかけないこと」です。処方されたお薬を正しく服用し、お口の中を清潔に保つこと。そして、造った骨が固まるまでの間は、その部分で硬いものを噛んだり、舌でいじったりして刺激を与えないようにしてください。また、喫煙(タバコ)は血流を悪化させ、骨の再生とインプラントの結合を妨げるリスクが高まるため、禁煙をお願いしています。
Q. 骨が少ない人に向いている治療は?
A. 骨造成のような大掛かりな手術を避けたい方には、最少4本〜6本のインプラントを骨のある部分に斜めに埋め込んで全体の人工歯を支える「オールオン4®」や、下顎に最少2本のインプラントを埋め込んで入れ歯をしっかりと固定する「インプラントオーバーデンチャー(固定式入れ歯)」といった選択肢があります。これらは身体的・経済的負担を抑えつつ、噛む機能の回復を目指す治療法の一つです
Q. 自分が骨不足かどうかはどう判断しますか?
A. ネットの情報や自己判断、あるいは平面のパノラマレントゲン写真だけでは、ご自身の骨の本当の厚みや硬さ、骨吸収の程度を正確に判断することは非常に困難です。当院(吉本歯科医院)では、0.5ミリ単位で解析できる医科用CT撮影と3D立体構築画像による精密診断、そして(一社)日本歯科専門医機構認定の「補綴歯科専門医」による噛み合わせの診査を含む「インプラント初診パック(税込5,500円)」をご用意しております。まずはご自身の骨の現状という「正しい設計図」を知るためにお気軽にご相談にお越しください。
インプラント治療についてQ&A

Q. インプラントと差し歯の違いは何ですか?
A. インプラントと差し歯は根本的に異なる治療です。差し歯は、ご自身の歯の根っこ(歯根)が顎の骨の中にまだ残っている状態で行う治療です。しかし、差し歯にする歯の多くはすでに神経を抜かれており、神経を抜いた歯は健康な歯と比べて強度が低下してもろくなる傾向があります。そのため、日々の噛む力によって、歯の根が割れてしまう「歯根破折」を起こすリスクが高まります。 一方、インプラントは、歯を根元から失った場合に行う治療です。顎の骨に直接、チタン製の人工歯根を埋め込みます。自立した新しい柱を立てるため、残っている健康な歯を削ったり過度な負担をかけたりする必要がなく、周囲の歯へのダメージを軽減できるという特徴があります。
Q. インプラントの仕組みを教えてください
A. インプラントは大きく分けて3つのパーツから構成されています。まず、顎の骨という「基礎」の中に直接埋め込むチタン製の人工歯根である「フィクスチャー」、その上に被せ物を固定するためのジョイント役となる「アバットメント」、そして最終的に目に見える人工の歯となる「上部構造(建物部分)」です。 チタンには、人間の顎の骨としっかりと結合する「オッセオインテグレーション」という特性があります。当院では、これら3つのパーツを特殊なネジで固定する設計を採用しています。これは、万が一過剰な噛む力が加わった際に、顎の骨やインプラント本体が折れるなどの大きなトラブルを防ぐため、あえて中の小さなネジが身代わり(ヒューズ)となって折れるよう設計された、安全性に配慮した仕組みを持つメーカー(ノーベルバイオケア社・スリーアイ社・ネオデント社など)のシステムを採用しているからです。
Q. インプラント治療の流れはどうなりますか?
A. 当院では、事前の十分な診査・診断なしに手術を始めるようなことはいたしません。まずは初診カウンセリングにてしっかりとお話をお伺いし、パノラマレントゲンや0.5ミリ単位で解析できるCTスキャンを用いて、骨の量や神経・血管の位置を立体的に把握する「3D立体構築画像検査」を行います。その後、提携病院での血液検査や心電図検査などを実施し、専任の歯科麻酔科医が手術に向けた全身状態の確認を慎重に行います。 安全に配慮した環境が整った後、静脈内鎮静麻酔を併用し、痛みや不安を和らげた状態で手術(一次手術)を行います。顎の骨にインプラントを埋め込んだ後、骨としっかりと結合するまで数ヶ月の治癒期間を置きます。結合が確認できたら土台を取り付け、仮歯でお口全体の「噛み合わせのバランス」を筋肉の動きを含めて丁寧に調整したうえで、最終的な被せ物を装着します。その後は、良好な状態を長期間保つための定期的なメインテナンスへと移行します。
Q. 治療期間はどれくらいですか?
A. インプラントを顎の骨に埋め込んでから、骨としっかりと結合して安定した土台になるまでには、患者様の骨の状態にもよりますが、下顎でおおよそ3〜6ヶ月、上顎で6〜9ヶ月程度の期間が必要です。「そんなに長くかかるの?もっと早く終わらせてほしい」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、インプラントを長期間良好な状態に保つためには、この治癒期間を急ぐことは推奨されません。当院(吉本歯科医院)では、この治癒期間や仮歯の期間を利用して、長年の歯の欠損で狂ってしまったお口全体の「噛み合わせのバランス」や筋肉の動きを、本来の正しい位置へと丁寧に調整・リハビリする重要な期間と位置づけています。将来のトラブルを防ぐためには、無理に期間を短縮しないことが長期安定の基本と考えています。
Q. 手術時間はどれくらいですか?
A. インプラントを埋め込む本数や手術の難易度によっても異なりますが、通常、数本のインプラント手術であれば1時間から2時間程度で完了します。患者様への身体的なご負担の目安としては、親知らずの抜歯程度とお考えください。当院では、事前にCTデータを用いた3Dシミュレーションで精密な「サージカルガイド」という手術用の型を作製し、それに基づいて手術を行います。さらに、歯肉を大きく切開しない「無剥離・無切開(フラップレス)」という低侵襲な術式を選択することが多いため、手術時間を短縮し、より安全性に配慮した的確な手術を行うよう努めています。
Q. 痛みはどれくらいありますか?
A. 手術中の痛みや恐怖心を和らげるため、当院では専任の歯科麻酔科医による「静脈内鎮静麻酔」を併用して手術を行っています。患者様はうたた寝をしているようなリラックスした状態で手術を受けていただけます。また、術後に関しても、サージカルガイドを用いたコンピューターシミュレーションにより、極力歯茎を切開・剥離しない「フラップレス」という術式を選択することで、身体への負担や術後の腫れ・痛みを軽減するよう努めています。術後には鎮痛薬を処方し、痛みのコントロールに配慮しています。
Q. インプラント手術の時の麻酔はどのように行いますか?
A. インプラントは顎の骨を削る外科手術であるため、極度の緊張から血圧の急上昇や不整脈を引き起こすリスクがあります。そのため当院では、局所麻酔に加えて、専任の歯科麻酔科医による「静脈内鎮静麻酔」を行っています。腕の静脈から点滴でお薬を入れると、数分でウトウトとした心地よい状態になります。手術中は、執刀する歯科医師とは別に、歯科麻酔科医が生体モニターで血圧や脈拍、血中酸素飽和度などの全身の循環動態を監視する「医師2名体制」をとっており、万が一の体調変化にも即座に対応できるよう、安全性に配慮した医療体制を整えています。
Q. 手術後の腫れはどれくらい続きますか?
A. 埋め込む本数や大掛かりな骨造成(骨を増やす処置)の有無によって個人差はありますが、通常は2〜3日から長くても1週間程度で大きな腫れは落ち着く傾向にあります。特に当院では、事前の精密なCTシミュレーションとサージカルガイドを用いた「フラップレス(無切開・無剥離)手術」を積極的に取り入れています。歯茎を大きく切開しないことで組織へのダメージを軽減し、術後の腫れや痛み、内出血によるあざなどを抑えるよう努めており、翌日からほぼ通常通りの日常生活に戻られる患者様も多くいらっしゃいます。
Q. インプラントはどれくらい持ちますか?
A. インプラント治療の歴史において、世界で初めて手術を受けた患者様が亡くなられるまでの40年以上にわたりインプラントを使用されたという報告があります。このように、インプラントは長期間にわたり使用できる可能性があります。しかし、それは「適切な噛み合わせのバランス」と「毎日の丁寧な歯磨き(細菌コントロール)」、そして「歯科医院での定期的なプロのメインテナンス」が揃っていることが条件となります。これらを怠り、過剰な力がかかり続けたり細菌感染を起こしたりすれば、数年で不具合が生じることもあります。当院が、将来にわたる部品供給体制が整っている信頼性の高いメーカー(ノーベルバイオケア社・スリーアイ社・ネオデント社など)を採用しているのも、長期間にわたり患者様のインプラントをサポートし、万が一の修理対応にも備えるためです。
Q. タバコを吸っています。禁煙しないとインプラントできませんか?
A. 喫煙はインプラント治療において悪影響を及ぼす可能性があります。タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は血流を悪化させ、術後の歯肉や骨の治癒を遅らせる要因となります。その結果、インプラントと骨が結合しにくくなったり、治療後に細菌感染(インプラント周囲炎)を起こして脱落するリスクが高まったりします。そのため当院では、インプラント治療をご希望される患者様には、治療前後はもちろんのこと、治療後も禁煙されることを強くお勧めしています。ご自身の健康のためにも、これを機に禁煙をご検討ください。タバコがインプラント治療に与える影響 | 本当に歯でお困りの方は香川県 高松市の咬み合わせ専門 吉本歯科医院
Q. 寿命は何年ですか?
A. インプラントの寿命に「明確な何年」という決まりはありません。適切な治療と管理が行われれば、長期間にわたって機能し続けることが期待できます。しかし、インプラントを長持ちさせるための重要な要因は、お口の中の「噛み合わせのコントロール」と「細菌のコントロール(歯周病予防)」です。人間の噛む力は非常に大きく、特に夜間の無意識の歯ぎしりなどによって負担がかかることがあります。この力が特定のインプラントに集中したまま放置すると、インプラントが折れたり、周囲の骨にダメージを与えたりして不具合が生じる原因となります。そのため、定期的な噛み合わせの調整とメインテナンスが、長期間安定して使用するための重要なポイントとなります。
Q. メリットは何ですか?
A. インプラントのメリットは、ブリッジ治療のように「両隣の健康な歯を削る必要がない」こと、そして部分入れ歯のように「残っている歯にバネをかけて負担をかけることがない」ことです。顎の骨に直接、人工歯根を自立させるため、周囲の歯への負担を軽減できます。さらに、顎の骨にしっかりと固定されるため、入れ歯と比べてしっかりと噛むことができ、食事の味や温度を自然に感じやすくなるという特徴があります。
Q. デメリットはありますか?
A. デメリットとしては、健康保険が適用されない「自由診療」となるため、初期の治療費用が保険診療と比べて高額になることが挙げられます。また、顎の骨にインプラントを埋め込むための外科手術が必要であること、そして骨と結合するまでの数ヶ月間という治療期間がかかることです。しかし当院では、手術中の痛みや不安を和らげるため、専任の歯科麻酔科医による「静脈内鎮静麻酔」を併用するなどの配慮を行っています。費用や期間の負担はありますが、長期的なお口の健康維持を目指すための選択肢の一つとして、患者様にしっかりとご説明し、納得いただいた上で治療を進めるよう努めています。
Q. 失敗することはありますか?
A. インプラント治療において不具合が生じる原因の一つに、「噛み合わせ(お口全体の設計)」の不調和があります。インプラントには天然歯のようなクッション(歯根膜)がないため、噛む力が直接骨に伝わります。そのため、噛み合わせのバランスが崩れていると、一部に過度な力が集中し、インプラントの緩みや破損、周囲の骨の吸収につながることがあります。また、事前のCTによる精密な診断不足や、神経・骨の位置の把握が不十分な場合には、外科的リスクが高まることもあります。さらに、治療後の定期的なメインテナンスが不十分な場合、「インプラント周囲炎(細菌感染)」を引き起こし、最終的にインプラントの脱落につながる可能性もあります。当院では、事前の精密検査と噛み合わせ設計、そして治療後の定期的なメインテナンスまで一貫して管理することで、長期的に安定したインプラント治療を目指しています。
Q. 成功率はどれくらいですか?
A. 現代のインプラント治療(チタン製の人工歯根)は、適切な治療と管理が行われれば、長期間にわたって良好に機能する可能性が高い治療法であるとされています。しかし、この良好な結果は単にインプラントを埋め込めば得られるものではありません。0.5ミリ単位のCT・3D解析による正確な診断、歯科麻酔科医による全身管理への配慮、徹底した衛生管理、そして何よりも(一社)日本歯科専門医機構認定の「補綴歯科専門医」による「緻密な噛み合わせの力のコントロール」が揃うことが重要です。当院(吉本歯科医院)がこれらの医療安全に関わる体制づくりを重視しているのは、トラブルのリスクをできる限り低減し、患者様のお口の健康を長くサポートするためです。
Q. 保険は使えますか?
A. インプラント治療は、日本の健康保険制度の適用外となり、全額自己負担の「自由診療」となります。保険診療は国が定めたルールや材料の範囲内で行う治療ですが、自由診療であるインプラント治療では、精密なCT撮影、歯科麻酔科医による全身管理への配慮、そして世界的に実績のある材料(ノーベルバイオケア社・スリーアイ社・ネオデント社等のインプラント体)を使用するなど、安全性や機能性、審美性をより追求した治療計画を立てることが可能になります。なお、インプラントの治療費は「医療費控除」の対象となりますので、確定申告により税金の還付を受けることが可能です。
Q. 費用はどれくらいですか?
A. 失った歯の本数や顎の骨の状態、上に被せる人工歯の材質によって異なりますが、おおよその目安として、1本あたり50万円程度(税別)となります(※複数本になるほど1本あたりの単価は下がる傾向があります)。 当院(吉本歯科医院)のインプラント費用には、「0.5ミリ単位のCT・3D画像解析費用」「サージカルガイドの作製費」「専任の歯科麻酔科医による静脈内鎮静麻酔費用」「バックアップ機材の維持費」など、安全性に配慮した体制づくりに必要なコストが基本料金に含まれています。長期間にわたり良好な状態でお使いいただけるよう、トラブルのリスクをできる限り低減するためのトータル費用として設定しております。
部分入れ歯の悩みからインプラントへ

Q. 部分入れ歯からインプラントにできますか?
Q. 部分入れ歯が痛い原因は何ですか?
Q. 部分入れ歯の金属のバネが見えるのが気になります
Q. 部分入れ歯だと毎回食べ物が挟まるのはなぜですか?
Q. 部分入れ歯が外れやすいのは普通ですか?
Q. 部分入れ歯からインプラントにすると何が変わりますか?
Q. 部分入れ歯からインプラントにすると見た目は自然になりますか?
Q. 部分入れ歯からインプラントにするには何本必要ですか?
Q. 部分入れ歯からインプラントに変える費用はどれくらいですか?
Q. 部分入れ歯からインプラントにする治療期間はどれくらいですか?
Q. インプラント手術の時の痛みはありますか?
Q. インプラントの手術が怖いのですが大丈夫ですか?
Q. 部分入れ歯とインプラントは併用できますか?
Q. インプラントは片側だけでもできますか?
Q. 部分入れ歯を長年使っており骨が少ない場合はどうなりますか?
Q. 部分入れ歯をやめて即日インプラントは可能ですか?
Q. 高齢でもできますか?
Q. 部分入れ歯を使い続けるリスクは?
Q. 部分入れ歯とインプラントでは噛む力はどれくらい変わりますか?
Q. メンテナンスは必要ですか?
Q. インプラントは長持ちしますか?
Q. 部分入れ歯の違和感とインプラントの違和感の違いはありますか?
Q. 部分入れ歯で発音がしにくいです。
Q. インプラントにすると外さなくてもいいですか?
Q. インプラントにすれば寝るときもそのままですか?
Q. 部分入れ歯は保険がきいたがインプラントは?
Q. 骨が少ないため治療が難しいと言われた場合でもできますか?
Q. 部分入れ歯をインプラントにする場合、どの程度の期間、仕事に支障が出ますか?
Q. 自分に合うかどうか判断方法は?
総入れ歯の悩みからインプラントへ

Q. 総入れ歯が痛いのはなぜですか?
A. 総入れ歯は歯茎などの柔らかい組織の上に乗せて使用するため、日々の噛む力が加わると、歯茎やその下の骨が圧迫されて痛みが生じることがあります。また、長期間使用しているうちに土台となる顎の骨が吸収して(やせて)形が変化し、入れ歯が合わなくなることで痛みの原因になるケースも多く見られます。香川県でインプラントなら噛み合わせ専門 吉本歯科医院。入れ歯が合わなくなる原因
Q. 噛めない原因は何ですか?
A. 総入れ歯は歯茎の上に乗せて支える構造上、噛むたびに沈み込みが生じやすく、力が分散してしまうことがあります。そのため、ご自身の天然の歯があった頃と比べると、どうしても噛む力が低下しやすい傾向にあります。香川県でインプラントなら噛み合わせ専門 吉本歯科医院。入れ歯が合わなくなる原因
Q. 外れやすいのは普通ですか?
A. 歯茎の上に乗せて吸着させる構造上、ある程度の動きは避けられませんが、頻繁に外れる場合は調整や治療の見直しが必要です。これは、入れ歯を支える力が不足しているだけでなく、噛み合わせのバランスが崩れ、入れ歯に不自然な力がかかっているサインでもあります。また、長年の使用で顎の骨が大きく吸収している場合、入れ歯の調整だけでは安定させるのが難しいこともあります。
Q. 会話中にズレるのが不安です
A. 総入れ歯を長年使い続けると、入れ歯による圧迫などにより土台となる顎の骨が少しずつ吸収して(やせて)形が変化することがあります。骨が変形して入れ歯と歯茎の間に隙間ができると、舌や頬の筋肉の動きと調和しにくくなり、会話の最中などに空気が入り込んでズレたり外れたりする原因となります。
Q. 食事が楽しくありません
A. 総入れ歯は歯茎の上に乗せて支える構造上、ご自身の天然の歯があった頃と比べて噛む力が低下しやすいため、硬いものや粘り気のあるものが食べにくくなることがあります。また、上顎を大きく覆うようなプラスチックの入れ歯の場合、食べ物の温度や味が分かりにくくなることもあり、お食事に不便やストレスを感じる患者様も多くいらっしゃいます。
Q. 総入れ歯をインプラントにできますか?
A. はい、インプラント治療によってお悩みの改善を目指すことが可能です。顎の骨に直接人工歯根(インプラント)を固定して被せ物や入れ歯を支えるため、食事中のズレや外れ、歯茎への圧迫による痛みの軽減につながります。ご自身の歯に近い感覚でしっかりと噛めるようになることが期待でき、ご家族と同じメニューのお食事を楽しみやすくなります。
Q. 総入れ歯を周囲に知られたくありません。インプラントにできますか?
A. はい、可能な場合があります。例えば「オールオン4(All-on-4)」等の治療法であれば、骨の状態等の条件が整えば、手術したその日のうちに固定式の仮歯を装着できるため、歯がない期間をできる限り短くすることが可能です。見た目も自然な仕上がりを目指せるため周囲の方に気づかれにくく、また顎の骨に直接固定されるため、食事や会話の際に外れる心配も軽減され、日常生活を快適に送りやすくなります。
Q. 総入れ歯から固定式にできますか?
A. はい、インプラント治療によって固定式の歯に移行できるケースがあります。例えばオールオン4等の治療を行うことで、毎日取り外して洗う手間が必要な総入れ歯から、ご自身では取り外す必要のない、ご自身の歯に近い感覚で噛める「固定式の歯」を目指すことが可能です。
Q. 総入れ歯からインプラントにする場合の費用はどれくらいですか?
A. インプラントは保険適用外の自由診療となります。当院のオールオン4®の場合、インプラント体や手術などの「土地部分」が上顎189万円、下顎175万円(税別)です
。さらに最終的な被せ物(建物部分)が125万円〜300万円(税別)となります。この費用には、他院ではオプションになりがちなCT・3D解析費用や、歯科麻酔科医による静脈内鎮静麻酔など、患者様の命と安全を守るための見えない医療安全コストがすべて含まれています。
Q. 総入れ歯からインプラントにするには治療期間はどれくらいですか?
A. オールオン4等の場合、骨の条件が整えば手術当日に固定式の仮歯を装着できるため、歯がない期間を少なくすることが可能です。ただし、インプラントと顎の骨がしっかりと結合し、最終的な人工の歯が入るまでには、通常、下顎で約6ヶ月、上顎で約9ヶ月程度かかります。この期間は、長年の入れ歯生活で変化してしまった筋肉や顎の動きを、本来の位置へ馴染ませるためのリハビリ(適応期間)としても重要です。
Q. 総入れ歯からインプラントにするには痛みはありますか?
A. 手術中は、専任の歯科麻酔科医による「静脈内鎮静麻酔」を併用するなどの配慮により、うたた寝をしているようなリラックスした状態で、痛みや不安を感じにくいまま手術を終えられるよう努めています。また当院では、事前のシミュレーションに基づき極力歯茎を切開・剥離しない低侵襲な術式(フラップレス手術等)を選択することで、術後の腫れや痛みを軽減できるよう取り組んでいます。
Q. 手術は怖いです
A. 歯科の手術に対して強い恐怖心をお持ちの方は多くいらっしゃいます。そのため当院では、専任の歯科麻酔科医が生体モニターで血圧や脈拍などの全身状態を慎重に管理しながら、「静脈内鎮静麻酔」を行う体制を整えています。腕の静脈から点滴でお薬を入れると、うたた寝をしているような状態になり、恐怖心や緊張による血圧上昇などのリスクを軽減する効果が期待できます。患者様が落ち着いて手術を終えられるよう、安全性に配慮した環境づくりを行っています。
Q. 総入れ歯からインプラントにするには高齢でもできますか?
A. インプラント治療に明確な年齢の上限はありません。当院では80代の方の治療実績もあります。ご自身の歯に近い感覚でしっかりと噛めるようになることは、脳への血流増加を促し認知症予防につながるとも言われており、生活の質や健康寿命の維持・向上に役立つことが期待できます。ただし、ご高齢の方は全身状態を慎重に考慮する必要があるため、術前に提携病院での血液検査や心電図検査などを行い、安全に配慮した体制で手術を行います。
Q. 総入れ歯を長く使っており骨がない場合はどうなりますか?
A. 長期間入れ歯を使用していると、土台となる顎の骨が少しずつ吸収して(やせて)薄くなる傾向があります。しかし、当院ではCTを用いた精密な検査によって骨が十分に残っている適切な位置を診断し、インプラントを斜めに埋め込む技術(オールオン4等)を用いることで、大掛かりな骨を増やす処置(骨造成)を回避してインプラント治療が可能になるケースが多くあります。
Q. 総入れ歯からインプラントにして即日仮歯は可能ですか?
A. 顎の骨の量や硬さが十分にあり、手術時にインプラントがしっかりと固定(初期固定)できた場合には、手術したその日のうちに固定式の仮歯を装着するオールオン4などの治療が可能な場合があります。しかし、骨の条件が十分でない場合や、長期的な安全性を重視する場合は、無理に仮歯を固定せず、インプラントと骨が結合するのを待つ期間を設けるなど、慎重に判断いたします。
Q. 総入れ歯からインプラントにした場合、食事はすぐできますか?
A. 手術当日に固定式の仮歯が入った場合、その日から柔らかいお食事をしていただくことが可能です。ただし、インプラントと骨がしっかりと結合するまでの約半年間は、インプラントに過度な負担(力)をかけないよう、硬いものを噛むことは控えていただくようお願いしています。
Q. 総入れ歯からインプラントにすると見た目は自然になりますか?
A. はい、自然な仕上がりを目指すことが可能です。総入れ歯を長期間使用して顎の骨が吸収する(やせる)と、口元にシワが寄りやすくなることがありますが、インプラント治療によって失われた歯茎のボリュームを人工的に補うことで、口元の自然な表情の回復が期待できます。
Q. 総入れ歯からインプラントにすれば毎回外さなくていいですか?
A. はい、オールオン4などの固定式の治療であれば、ご自身で取り外す必要はありません。食事の後や就寝前に入れ歯を外して洗うといった毎日の手間がなくなり、ご自身の歯に近い感覚で過ごせるため、日常生活の負担軽減につながります。
Q. 総入れ歯からインプラントにしたら掃除はどうなりますか?
A. 固定式のためご自身で取り外して洗う必要はなく、ご自身の天然の歯があった頃と同じように、毎日の歯磨き(歯間ブラシやフロス等を含む)でお口の中の汚れを落としていただきます。それに加え、長期間良好な状態を保つためには、数ヶ月に一度、歯科医院での定期的な専門的クリーニングを含むメインテナンスを継続して受けていただくことが重要です。
Q. 総入れ歯からインプラントにした場合長持ちしますか?
A. インプラント治療の歴史において、40年以上にわたり問題なく使用されたという報告もあります。長期間安定して使用するためには日々のケアが重要であり、特に「細菌のコントロール(毎日の歯磨きやメインテナンス)」と「噛み合わせのコントロール(過度な負担の軽減)」を継続することで、長くお使いいただける可能性が高まります。当院では長期的なサポートを見据え、世界的に実績のあるメーカーのインプラント体を採用しています。
Q. 総入れ歯からインプラントにしたら顔の筋肉はあがりますか?
A. はい、噛み合わせのバランスが整うことで、お口周りの筋肉(表情筋)が適切に使われやすくなります。総入れ歯が合わずしっかり噛めていない状態が続くと、筋肉が衰えて口元がたるんだような印象を与えることがありますが、インプラント治療によってご自身の歯に近い感覚でしっかりと噛めるようになると、日々の食事が自然な表情筋の運動となり、口元の自然な表情の回復や維持につながることが期待できます。
Q. 総入れ歯からインプラントにしたらメンテナンスは必要ですか?
A. はい、インプラントを長期間良好な状態に保つためには定期的なメインテナンスが非常に重要です。インプラント自体は虫歯になりませんが、日々の細菌のコントロールを怠ると「インプラント周囲炎(歯周病に似た症状)」にかかり、進行すると骨が吸収して(やせて)しまうリスクがあります。また、ご自身の天然の歯は加齢などで少しずつ動くことがあるのに対し、インプラントは顎の骨と結合してほとんど動かないため、年月とともに「噛み合わせのズレ」が生じる場合があります。過度な負担(力)によるトラブルからインプラントや顎の骨を守るため、定期的な噛み合わせの微調整とプロによるクリーニングを継続して受けていただくことが大切です。
Q. 総入れ歯からインプラントにしたら話しにくくなりませんか?
A. インプラント治療では、上顎の天井部分(口蓋)を大きくプラスチックで覆う総入れ歯特有の構造物がなくなるため、舌の動きへの影響が少なくなります。また、顎の骨に直接固定されてお口の中でズレにくいため、空気が漏れにくく、発音のしやすさの回復が期待できます。ご自身の歯があった頃のように、人前でも自然な会話を楽しみやすくなります。
Q. 総入れ歯に戻ることはありますか?
A. 適切なメインテナンスと、専門的な視点(※補綴歯科専門医など)からの噛み合わせの調整を継続していただくことで、インプラントが脱落して再び総入れ歯に戻るリスクを低減することができます。また当院では、万が一お口に過度な力が加わった際、土台となる顎の骨へのダメージを軽減するために、あえて内部の部品が身代わりとなって破損する設計のインプラントを採用しており、部品の交換による対応が可能です。
Q. 失敗することはありますか?
A. どのような医療にもリスクはあり、インプラント治療においてもトラブルが起こる可能性はゼロではありません。主な原因としては、お口全体の噛み合わせのバランスや骨の状態、日々のメインテナンス不足など、複数の要因が重なることが挙げられます。特に噛み合わせのバランスが不十分なまま使用を続けると、一部の歯やインプラントに過度な力が集中し、長期的なトラブルにつながるリスクがあります。そのため、治療前の精密な診査・診断に基づく計画と、治療後の定期的なメインテナンスが非常に重要です。
Q. 総入れ歯からインプラントにする場合、他院との違いは?
A. 当院では、(一社)日本歯科専門医機構認定の「補綴歯科専門医」である院長が、CTと3D解析を用いて、長期的な安定を目指した精密な「噛み合わせの設計」を行うことを基本としています。さらに、専任の歯科麻酔科医による全身管理への配慮や、世界的に実績のあるメーカーのインプラント体の採用など、患者様の安全性に配慮した体制づくりに必要なコストを含めた治療計画をご提案している点が特徴です。
Q. 総入れ歯からインプラントにする場合、通院回数は?
A. 例えばオールオン4などの治療法では、お口の状態等の条件が整えば、抜歯とインプラントの埋め込みを同日に行うことが可能な場合があり、その場合、外科的なご負担や通院回数を少なくできるケースがあります。当院は完全予約制であり、ご遠方の方やお忙しい方には、専任のカウンセラーが無理のないスケジュールを事前に調整し、1回の治療時間を長く確保するなどの体制を整えています。
Q. 総入れ歯からインプラントにする場合、仕事に影響は?
A. 手術時に静脈内鎮静麻酔を併用した場合、当日はお車の運転を控え、お休みいただく必要があります。しかし、当院では事前のシミュレーションに基づき、極力歯茎を切開・剥離しない低侵襲な術式(フラップレス手術等)を選択することで、術後の腫れや痛みを軽減するよう努めており、通常は数日で元の日常生活やデスクワーク等のお仕事に戻られる患者様も多くいらっしゃいます。
Q. 総入れ歯からインプラントにしたいが家族に反対されています
A. インプラント治療に関する様々な情報から、ご家族が心配されるのは自然なことです。当院では、診断結果や治療計画、お見積り等は一度ご自宅にお持ち帰りいただき、ご家族と十分にご相談いただいたうえで治療を進めることを大切にしています。ご本人だけでなくご家族にも治療内容を正しくご理解いただくことが重要であると考えており、ご家族同席でのカウンセリングも歓迎しております。
Q. 自分の状態が総入れ歯からインプラントにできるか知りたい
A. インターネットの情報やご自身の感覚だけで、実際の顎の骨の量や噛み合わせのバランスの状態を正確に把握することは非常に困難です。当院では、CTや3D画像を用いた精密な画像診断と、(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医による噛み合わせの診査などを含む「インプラント初診パック(税込5,500円)」をご用意しています。まずはご自身の現在のお口の状態を正しく知るために、ぜひ一度ご相談ください。
全身疾患がある場合のインプラント治療Q&A

Q. 糖尿病でもインプラントできますか?
A. 糖尿病の方でも、お薬や食事療法などで血糖値がしっかりとコントロールされていればインプラント治療は十分に可能です。ただし、糖尿病は「歯周病を悪化させる」という特徴があり、術後の歯周組織の治癒を遅らせたり、細菌に対する免疫力を低下させたりするため、インプラント周囲炎(細菌感染による骨の崩壊)を起こして抜け落ちてしまうリスクが極端に跳ね上がります。そのため当院では、術前に血液検査でHbA1cなどの数値を厳格に確認し、かかりつけの内科医と綿密に連携を図りながら、安全が確認できた場合のみ慎重に手術を進めます。
Q. 高血圧でも大丈夫ですか?
A. 糖尿病の方でも、お薬や食事療法などで血糖値が適切にコントロールされていれば、インプラント治療が可能な場合があります。ただし、糖尿病は歯周病を悪化させやすい特徴があり、術後の歯周組織の治癒が遅れたり、細菌に対する抵抗力が低下したりするため、インプラント周囲炎(歯周病に似た症状)を起こしてインプラントが脱落してしまうリスクが高まる傾向があります。そのため当院では、術前に血液検査でHbA1cなどの数値を慎重に確認し、かかりつけの内科医と綿密に連携を図りながら、安全に配慮して手術を進めます。
Q. 心臓病がある場合は?
A. 狭心症や心筋梗塞、不整脈などの心疾患の既往がある場合、手術中の全身状態の慎重な管理が非常に重要となります。そのため当院では、手術中は執刀する歯科医師とは別に、全身管理を担当する専任の「歯科麻酔科医」が同席する体制を基本としています。事前の心電図検査等で状態を把握し、術中も生体モニターで心臓の働きや血中酸素飽和度を慎重に確認します。万が一、体調の変化などの異変が起きた際にも迅速に対応できるような体制づくりを行っています。
Q. 骨粗しょう症でも可能ですか?
A. 骨粗しょう症という病気そのものよりも、その治療薬である「ビスフォスフォネート系薬剤(BP製剤)」などを服用、あるいは注射されているかどうかが重要になります。このお薬を使用していると骨の代謝に影響を与えるため、インプラント手術などで顎の骨に刺激が加わった際、治癒が遅れたり、「顎骨壊死」という合併症を引き起こすリスクがあります。そのため当院では、事前にお薬手帳等で服薬状況を確認し、必要に応じてかかりつけの医師と休薬の可否などについて連携を取りながら慎重に判断いたします。
Q. 抗凝固薬を飲んでいますが大丈夫ですか?
A. 脳梗塞や心筋梗塞の予防などで血液をサラサラにするお薬(抗凝固薬・抗血小板薬)を飲まれている方は、手術中の出血リスクを考慮する必要があります。当院では事前の血液検査で状態を確認するとともに、かかりつけの医師に診療情報提供書を通じてお薬の調整(一時的な休薬等)が可能かどうかを確認する連携を基本としています。その上で、事前のCT・3D解析やサージカルガイドを用い、極力歯茎を切開・剥離しない低侵襲な術式(フラップレス手術など)を選択することで、出血などの身体的なご負担を軽減する工夫を行っています。
Q. 喫煙していてもできますか?
A. 喫煙はインプラント治療の成功率や長期的な安定に悪影響を及ぼす可能性があります。タバコに含まれるニコチン等の影響で毛細血管が収縮し血流が悪化すると、インプラントと顎の骨の結合が阻害されやすくなります。さらに、細菌に対する抵抗力も低下しやすくなるため、術後にインプラント周囲炎(歯周病に似た症状)を起こしてインプラントが脱落するリスクが高まります。当院では、インプラントを長期間良好な状態に保つためにも、治療前はもちろん、将来にわたる禁煙をご検討いただくようご案内しています。
Q. 免疫力が低い場合は?
A. 免疫力(細菌などに対する抵抗力)が低下している状態では、インプラント手術後の組織の治癒が遅れたり、お口の中の細菌に感染しやすくなる場合があります。その結果、インプラントと骨がうまく結合しなかったり、治療後に「インプラント周囲炎(歯周病に似た症状)」を起こしてインプラントが脱落してしまうリスクが高まる傾向があります。 そのため当院では、事前の問診や血液検査などによって全身状態を慎重に把握し、必要に応じてかかりつけの医師と連携を取りながら、安全に配慮して治療が可能かどうかを慎重に判断いたします。また治療後も、インプラントを長期間良好な状態に保つために、毎日の丁寧なお手入れ(歯磨き等)と、歯科医院での定期的なメインテナンスを継続して受けていただくことが非常に重要です。
Q. 術後の感染リスクは?
A. インプラントはチタンなどの人工歯根であるため虫歯にはなりませんが、天然の歯のような歯根膜(細菌の侵入を防ぐバリアやクッションの役割)を持たないため、細菌の感染には注意が必要です。感染して「インプラント周囲炎(歯周病に似た症状)」を引き起こし進行すると、インプラントを支える周囲の顎の骨が吸収して(やせて)しまうリスクがあります。糖尿病などの全身疾患がある方は、このリスクがさらに高まる傾向があります。これを防ぎ長期間良好な状態に保つためには、ご自宅での毎日の丁寧な歯磨き(セルフケア)と、当院での定期的な専門的クリーニング(PMTC)などのメインテナンスを継続して受けていただくことが非常に重要です。
Q. 麻酔は安全ですか?
A. 当院では、患者様が安全に配慮された環境で治療を受けられるよう体制づくりを行っています。インプラントなどの外科手術では、通常の局所麻酔(歯茎への注射)で痛みを抑えることができても、緊張や恐怖心から血圧が上昇するなどのリスクを伴う場合があります。そのため当院では、専任の「歯科麻酔科医」による「静脈内鎮静麻酔」を併用する体制を整えています。点滴からお薬を入れることで、うたた寝をしているようなリラックスした状態になり、手術中のストレスや恐怖心、血圧上昇などのリスクを軽減する効果が期待できます。患者様が落ち着いた状態で手術を終えられるよう努めておりますので、まずはご不安な点をご相談ください。
Q. 服薬はどうなりますか?
A. 現在服用されているお薬は、お口の中の外科処置に影響を与える可能性があります。高血圧、糖尿病、血液をサラサラにするお薬、骨粗しょう症のお薬など、服用中のお薬を正確に把握するため、初診時には「お薬手帳」のご持参をお願いしています。決して自己判断でお薬を中断せず、当院の歯科医師・歯科麻酔科医、およびかかりつけの医師の指示に従っていただくようお願いしております。
Q. 血液検査は必要ですか?
A. はい、安全な治療のために非常に重要です。インプラントは顎の骨に対する外科手術を伴うため、全身状態を正確に把握しておく必要があります。当院では、安全に配慮して手術を行うため、術前に提携病院等での血液検査や心電図検査をお願いしています。糖尿病の指標(HbA1c)や貧血、肝機能、腎機能などの数値を専任の歯科麻酔科医が慎重に確認した上で、手術が可能かどうかを判断いたします。
Q. 持病があると治療期間は延びますか?
A. 持病の種類やコントロール状態によっては、治療期間が延びることがあります。例えば糖尿病の方や、骨密度が低い方などの場合、インプラントと顎の骨がしっかりと結合するまでに、通常よりも時間がかかるケースが多く見られます。当院では、長期間良好な状態を保つインプラント治療を目指すため、治癒期間を急ぐことはせず、患者様の安全と長期的な安定を最優先に考えた慎重な治療計画をご提案しています。
Q. かかりつけの医師の許可は必要ですか?
A. はい、持病をお持ちの方には事前の確認が必要となるケースが多くあります。全身疾患がある場合、当院の専任の歯科麻酔科医が血液検査や心電図の結果を確認した上で、かかりつけの医師へ「診療情報提供書」を通じて、現在の全身状態や、お薬の調整(一時的な休薬等)の可否、手術が可能かどうかなどの情報共有と意見交換(医科歯科連携)を行います。このプロセスは、リスクを軽減し、安全に配慮して治療を進めるために非常に重要です。
Q. 骨が弱い場合は?
A. 骨密度が低い(骨が柔らかい、弱い)場合、インプラントを埋め込んだ時の初期固定(しっかり留まること)が得られにくく、骨と結合するまでに時間がかかったり、結合しにくかったりするリスクがあります。しかし当院では、事前のCTや3D画像を用いた精密な検査により、顎の骨の硬さ(CT値)や形を詳細に把握します。その情報に基づき、骨の条件が良い部分を選んで埋め込んだり、ドリルの使用を調整したりすることで、骨が弱い方でも安全に配慮した治療計画を立てられるケースがあります。
Q. 全身疾患がある場合、失敗リスクは高いですか?
A. 持病のない健康な方に比べると、全身疾患がある場合は治癒の遅れや術後の感染、術中の体調変化などのリスクが高まる傾向にあります。だからこそ、それらのリスクをどのように軽減するかが重要になります。当院では、事前のCT・血液・心電図検査による状態把握、歯科麻酔科医による手術中の全身管理、そして(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医の視点から「インプラントに過度な力がかからない噛み合わせ」を設計するなど、患者様の安全性に配慮した体制づくりに必要なコストを含めた治療計画をご提案し、長期的な安定を目指して取り組んでいます。
Q. 治療できないケースは?
A. 重度の糖尿病で血糖値のコントロールが不十分な方、心筋梗塞や脳梗塞を起こして間もない方、免疫力が著しく低下している状態にある方、そして骨粗しょう症等の治療で「ビスフォスフォネート系薬剤」を長期服用されており休薬が困難な方などは、手術により全身状態の悪化や顎骨壊死などの合併症を引き起こすリスクが高まる傾向にあります。そのため当院では患者様の安全に配慮し、状態が改善するまでインプラント治療を見合わせる(延期する)場合があります。
Q. 代替治療はありますか?
A. 全身疾患のリスクなどを考慮し、どうしてもインプラント手術が困難だと判断した場合は、無理に手術を行うことは控えております。その場合は、残っているご自身の歯との噛み合わせのバランスを細やかに調整し、一部の歯に過度な負担が集中するのを防ぐよう配慮して設計した精密な入れ歯(自由診療の総入れ歯・部分入れ歯等)などの代替治療をご提案し、安全に噛む機能の回復を目指します。
Q. 全身疾患がある場合のインプラント治療は生活制限はありますか?
A. インプラント治療を受けたからといって、日常生活に大きな制限が新たに加わることはほとんどありません。むしろ、しっかりと噛めるようになることで胃腸への負担軽減や脳への血流増加につながり、全身の健康維持に役立つことが期待できます。ただし、インプラントを長期間良好な状態に保つためには、持病のコントロール(食事療法や運動、適切な服薬)を継続していただくこと、そして血流悪化や感染リスクを高めるタバコを控えていただく(禁煙)ことが非常に重要となります。
Q. 術後の注意点は?
A. 持病がある方は術後の治癒がゆっくり進む傾向があるため、インプラントが顎の骨としっかりと結合するまでの数ヶ月間は、硬いものを噛むなどしてインプラントに過度な負担(力)をかけないよう、お食事内容の工夫と安静を心がけていただきます。また、術後の感染を防ぐために処方されたお薬を指示通りに服用していただき、ご自宅での毎日の歯磨き(ホームケア)でお口の中を清潔に保つことが非常に重要です。
Q. 費用は変わりますか?
A. 持病があるからといって、当院のインプラント治療の基本費用が不透明に高くなるようなことはありません。なぜなら、当院のインプラント費用には、事前の精密なCT・3D解析費用や、歯科麻酔科医による静脈内鎮静麻酔と全身管理など、患者様の安全性に配慮した体制づくりに必要なコストがあらかじめ含まれているためです(※事前に提携病院で受けていただく血液検査等の実費のみ、別途病院へのお支払いが必要となります)。。
Q. リスクを減らす方法は?
A. リスクを軽減するために非常に重要なことは、「患者様ご自身の現状を隠さずすべてお話しいただくこと」です。現在治療中のご病気、服用されているすべてのお薬、喫煙習慣などを、初診のカウンセリングで正確にお伝えください。それが安全に配慮した治療への第一歩です。そして治療後は、歯科医院での定期的な専門的クリーニング(細菌のコントロール)と、(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医による噛み合わせの微調整や夜間マウスピースの装着(過度な力のコントロール)という2つのメインテナンスを、当院と二人三脚で長期間にわたり継続していくことが大切です。
Q. どの程度なら安全ですか?
A. 「HbA1cがいくつ以下なら安全」「血圧がこれくらいなら問題ない」といった一律の基準を設けることは困難です。患者様の年齢、顎の骨の量と質、お口の中の細菌状態、持病の種類とコントロール状況、服用されているお薬の種類など、複数の要素を総合的に判断する必要があるためです。そのため当院では、事前の各種検査を実施し、専任の歯科麻酔科医が医学的根拠に基づいて、安全に配慮して治療が可能かどうかを慎重に判断する体制を整えています。
Q. 持病や骨が薄いと言われた場合でもインプラントできますか?
A. 持病がある方や顎の骨が薄い方でも、条件によってはインプラント治療が可能なケースがあります。当院では、歯科麻酔科医の同席や生体モニターによる全身管理、事前の血液検査・CT検査などの安全性に配慮した体制づくりと、(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医の視点からインプラントへの過度な負担(力)を分散させる設計を行うことで、リスクの軽減に努めています。お口のことでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
Q. 相談だけでも可能ですか?
A. もちろん可能です。ご自身の顎の骨や全身の状態でインプラント治療が可能かどうか、どのようなリスクがあるのか等、まずはご自身の「現在のお口の状態」を正しく知っていただくことが重要です。当院では、CT撮影や(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医による診断、専任カウンセラーへのご相談等を含む「インプラント初診パック(税込5,500円)」をご用意しています。無理に治療をお勧めすることはありませんので、まずはご自身の健康のために、精密な診断をご活用ください。
インプラント治療後のメインテナンス

Q1. インプラント後のメンテナンスは必要ですか?
A. はい、一生涯絶対に必要です。インプラント治療は「被せ物が入って噛めるようになったら完成」ではありません。そこからが本当のスタートです
。インプラントは天然歯のような免疫力やクッション(歯根膜)を持たないため、細菌感染や過剰な力に対して非常に無防備な「ただのネジ」です
。生涯にわたってインプラントを守り抜くためには、ご自身の歯と同じかそれ以上に、プロによる定期的なメンテナンスが不可欠です。
Q2. どれくらいの頻度で通院しますか?
A. 患者様のお口の状態やご自宅でのセルフケア能力によって異なりますが、一般的には3〜6ヶ月に1回のペースです。しかし、インプラントのトラブルの約8割は「治療後2年以内」に集中して起こります。そのため吉本歯科医院では、治療終了直後は1ヶ月ごとに経過を慎重に診察し、その後も半年、1年、2年、3年と定期的にレントゲンで目に見えない骨の状態を確認し、確実な安定を見極めていきます。
Q3. メンテナンスをしないとどうなりますか?
A. メンテナンスを怠ると、細菌が繁殖して「インプラント周囲炎」を引き起こし、インプラントを支える周囲の顎の骨が大きく溶けてしまいます。さらに恐ろしいのは、一生動き続ける天然歯と全く動かないインプラントとの間で「噛み合わせのズレ」が生じ、特定のインプラントに破壊的な力が集中することです。結果として、被せ物が割れたり、インプラント本体や顎の骨が真っ二つに折れたりして、最終的にインプラントが抜け落ちてしまうという最悪の事態を招きます。
Q4. インプラントは虫歯になりますか?
A. インプラント本体はチタンなどの金属でできており、上の被せ物もセラミック等の人工物であるため、虫歯菌によって溶かされて「虫歯」になることは絶対にありません。しかし、「虫歯にならないから歯磨きは適当でいい」と勘違いされる方がいらっしゃいますが、インプラントを支えている歯茎や顎の骨は生身の体ですので、細菌感染の危険には常にさらされています。
Q5. 歯周病のような病気になりますか?
A. はい、なります。日々の正しいブラッシングや定期的なプロのメンテナンスを怠ると、インプラント周囲の歯茎に細菌の塊(プラーク)が溜まり、歯周病と全く同じように歯肉が炎症を起こします。そしてバイキンが歯肉から奥深くの顎の骨へと侵入し、インプラントを支える土台の骨を溶かし尽くしてしまいます。
Q6. インプラント周囲炎とは何ですか?
A. インプラント周囲炎とは、インプラントの周りに溜まった細菌(歯周病菌)が原因で起こる感染症です。天然の歯周病よりも進行が非常に早いのが特徴で、歯茎の炎症から始まり、あっという間にインプラントを支えている顎の骨をドロドロに溶かしてしまいます。重症化すると、せっかく入れたインプラントを手術でごっそり骨ごと取り除かなければならなくなります。
Q7. どんな症状が出ますか?
A. 歯茎が赤く腫れる、膿が出る、噛むと痛む、インプラントや被せ物がグラグラと動く、などが主な症状です。しかし最も恐ろしいのは、インプラントは神経がない「ただのネジ」であるため、天然歯のように「痛い」「しみる」といった初期の警告サインを出してくれないことです。患者様が自覚症状を感じた時には、すでに水面下で骨が大きく溶けており「手遅れ」になっているケースが非常に多いのです。
Q8. 自分でできるケア方法は?
A. ご自宅で毎日、歯ブラシやフロスを用いてお口の中の細菌を徹底的に取り除く「プラークコントロール」を続けることが基本中の基本です。さらに当院ではもう一つ、就寝時に無意識に行う歯ぎしりや食いしばりによる「破壊的な力」からインプラントと顎の骨を守るために、ご自身の歯の身代わりとなって削れてくれる専用の「夜間マウスピース」の装着を必ずお願いしております。
Q9. 歯ブラシは普通でいいですか?
A. 普通の手用歯ブラシでも、完璧に正しい角度と力加減で時間をかければプラークを落とすことは理論上可能です。しかし、実際にお口の中を拝見すると、手磨きで完璧に汚れを落とせている方はほとんどいらっしゃいません。手磨きでインプラント周囲の細菌を徹底除去しようと思えば1時間はかかると言われています。そのため、当院では文明の利器を積極的に活用することをお勧めしています。
Q10. 電動歯ブラシは使えますか?
A. はい、強くお勧めします。吉本歯科医院では「ソニッケアー」などの音波電動歯ブラシを推奨しています。音波ブラシは毎分約31,000回の超高速振動と水流の力により、手磨きでは毛先が届かないインプラントの深い歯周ポケットの奥底まで空気を送り込みます。これにより、酸素を嫌うインプラント周囲炎の元凶「嫌気性菌」を効果的に死滅させることが可能になります。
Q11. フロスは必要ですか?
A. 絶対に必要です。歯ブラシの毛先だけで落とせる汚れはお口全体のわずか6割程度であり、残りの4割はインプラントと隣の歯との狭い隙間に強固に潜んでいます。この隙間の細菌は、デンタルフロスや歯間ブラシを通さなければ決して取り除くことはできません。フロスを通さないことは、毎日のケアにおいて「片手落ち」だと言わざるを得ません。
Q12. 専用の清掃器具はありますか?
A. ご自宅用としては音波ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシを活用していただきます。そして歯科医院でのプロによる定期検診(PMTC)では、世界的な歯科機器メーカーであるKavo社などの特殊な専用器具を使用します。これにより、インプラント本体やデリケートな歯肉を一切傷つけることなく、強固にこびりついたバイオフィルム(細菌の膜)を徹底的に破壊し、汚れを落としきります。
Q13. メンテナンス費用はいくらですか?
A. 吉本歯科医院では、プロフェッショナルなクリーニング(PMTC)を含む定期メインテナンスの費用は、1回につき10,000円(税別)です。※オールオン4などの大掛かりな治療の場合、最終補綴物(本番の歯)の装着日から「2年間のメインテナンス費用」があらかじめ初期治療費に含まれている安心のプランもご用意しております。
Q14. 一生通う必要がありますか?
A. はい、死ぬまで必要です。インプラントはご自身の体の一部となります。天然の歯は一生涯、髪の毛ほどのわずかな単位で動き続けていますが、顎の骨に直接固定されたインプラントは全く動きません。この「動く歯」と「動かないインプラント」の差により、お口全体の噛み合わせのバランスは必ず年々狂ってきます。この破壊的なズレをミリ単位で調整し続けるためにも、生涯にわたるメンテナンスが不可欠なのです。
Q15. サボるとどうなりますか?
A. メンテナンスをサボると、自覚症状がないままインプラント周囲炎が進行して顎の骨が溶けるだけでなく、噛み合わせの狂いが生じます。人間の噛む力は女性で100kg、男性で200kgにも及びます。バランスが狂った状態でこの巨大な力が特定のインプラントに集中すれば、高価な被せ物が割れたり、インプラントの土台ごと顎の骨が崩壊(骨折)するという取り返しのつかない重い代償を払うことになります。
Q16. 定期検診では何をしますか?
A. 歯科衛生士による徹底したお口のクリーニング(PMTC)で細菌を取り除くだけでなく、当院では噛み合わせ専門医が「噛み合わせのバランスに狂いが生じていないか」をミリ単位で必ずチェックし、調整を行います。また、夜間に歯を守るマウスピースが削れて穴が空いていないか、正しく機能しているかの確認と調整も合わせて行い、「細菌」と「過剰な力」の両方からインプラントを守り抜きます。
Q17. レントゲンは毎回必要ですか?
A. 毎回の検診で必ず撮影するわけではありませんが、インプラント治療終了後は半年、1年、2年目、3年目と定期的にレントゲン撮影を行います。インプラントには神経がないため、患者様ご自身では異常を感じ取れません。そのため、肉眼では見えない水面下(顎の骨の中)で骨吸収が起きていないか、インプラントがしっかり安定しているかを画像で精密に確認し続ける必要があるのです。
Q18. クリーニング内容は?
A. まず染め出し液を使って磨き残し(歯垢)を赤と青に可視化し、患者様の磨き癖を確認します。その後、音波ブラシや使い捨ての専用器具を用いて、歯とインプラントの隙間や歯周ポケットの汚れを丁寧に取り除きます。さらにフロスで細部の汚れをチェックし、仕上げに研磨剤無配合のペーストで歯の表面を滑らかにして汚れを再付着しにくくし、歯肉マッサージとフッ素塗布を行って終了となります。
Q19. 痛みはありますか?
A. メンテナンス(PMTC)において痛みを感じることはありません。国家資格を持つ予防のプロフェッショナルである歯科衛生士が、歯肉やインプラントを傷つけない専用の器具を使って慎重かつ丁寧に行うため、むしろお口の中のネバネバが取れて爽やかになり、エステやマッサージを受けているようにとても気持ちがいいとご好評をいただいております。
Q20. 被せ物は交換が必要ですか?
A. 人間の噛む力は想像以上に強大(100kg〜200kg)であり、毎日の食事や無意識の食いしばりによって、過酷な負荷がかかり続けています。そのため、長年の使用や噛み合わせのわずかな狂いによって過剰な力が一点に集中すると、人工物である上の被せ物(セラミックなど)が欠けたり摩耗したりして、将来的に交換や修理が必要になることは十分にあり得ます。
Q21. ネジのゆるみは起こりますか?
A. はい、起こり得ます。当院が採用する世界最高峰のインプラント(ノーベルバイオケア社・ブローネマルクシステムなど)は、限界を超える破壊的な噛む力が加わった際、インプラント本体が真っ二つに割れたり、顎の骨が折れたりする最悪の事態を防ぐために、あえて中の小さなネジが「身代わり(ヒューズ)」となって緩んだり折れたりする安全設計になっています。緩んだ場合は、そのネジを交換するだけで安全に修理が可能です。
Q22. トラブルは多いですか?
A. 日本の歯科治療の約7割がやり直し治療と言われるほど、歯科治療全体のトラブルは多いのが現実です。特にインプラントは、「お口全体の設計図(噛み合わせ)」を無視して安易に埋め込まれると、数年で一部の歯に力が集中して崩壊してしまいます。当院には、「他院でインプラントを入れたが数年で痛くなった、グラグラになった」というリカバリー(やり直し)のご相談が四国中から後を絶ちません。
Q23. 長持ちさせるコツは?
A. インプラントを一生涯長持ちさせるコツは、たった2つの根本原因を徹底的に排除することです。1つ目は「細菌のコントロール(毎日の完璧なホームケアとプロによるTC)」、2つ目は「破壊的な力のコントロール(噛み合わせの定期的な微調整と夜間マウスピースの装着)」です。この2つに同時にアプローチし続けることが、インプラントの寿命を最大化する絶対条件となります。
Q24. 喫煙は影響しますか?
A. 非常に大きな悪影響を及ぼします。タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は全身の血流を著しく悪化させ、術後の歯周組織の治癒を遅らせるため、インプラント手術の成功率を極端に低下させます。また、細菌に対する免疫力も下がるためインプラント周囲炎のリスクも跳ね上がります。当院ではインプラント治療に際して、将来にわたる完全な禁煙を強くお勧めしています。
Q25. 食生活は関係ありますか?
A. 大きく関係します。例えば、糖尿病や肥満といった生活習慣病(メタボリックシンドローム)は、炎症を悪化させる物質を体内に放出するため、インプラント周囲炎(歯周病)のリスクを数倍に跳ね上げます。また、インプラント手術直後から骨と完全に結合するまでの数ヶ月間は、インプラントに破壊的な揺さぶりの力をかけないよう、硬い食べ物を避けるといった食事内容の制限とコントロールが必要です。
Q26. 保証はありますか?
A. はい、ございます。当院のオールオン4など大掛かりなインプラント治療費には、「最終補綴物(本番の歯)装着日から2年間のメインテナンス費用」および「最終補綴までの修理などの費用」がはじめから含まれています。インプラントのトラブルの8割は治療後2年以内に起こるというデータに基づき、万が一の事態にもしっかり対応できる万全のバックアップ体制を整え、一生涯のお付き合いをする覚悟で治療をご提供しております。
Q27. 転院した場合はどうなりますか?
A. インプラントメーカーは世界に何百社も存在し、吸収合併や倒産で部品の供給が止まるメーカーも少なくありません。マイナーなメーカーの製品だと、転院先の歯科医院で修理に必要な専用ドライバーすら手に入らず、最悪の場合、骨を削ってインプラントごと撤去するしかなくなります。当院では将来の転院も見据え、何十年も前に埋入されたインプラントでも確実にスペアパーツが手に入る世界標準のメーカー(ブローネマルクなど)のみを採用しています。
Q28. 他院で入れたインプラントも診てもらえますか?
A. はい、他院で入れたインプラントの被せ物が外れた、痛い、骨が溶けてきたといったトラブルや修理のご相談も多数お受けしております。ただし、的確な修理や対応をするためには、以前の医院で「どこのメーカーのどの型番のインプラントか」「ネジ固定か接着剤固定か」といった情報が不可欠です。カルテの保存義務(5年)が過ぎて破棄される前に、ご自身のお口に入っているインプラントの情報を前の医院に確認し、保管しておくことをお勧めします。
Q29. 忙しくて通えません
A. 忙しいからとメンテナンスをサボったり自己中断したりすると、自覚症状のないまま骨が溶け、最終的にインプラントの崩壊という時間も費用もかかる重い代償を払うことになります。当院は完全予約制であり、ご遠方の方やお忙しい方には、専任のカウンセラーが無理のないスケジュールを事前に調整し、ご来院いただいた際にしっかりと時間を確保できる体制を整えています。どうかご自身の体のために、通院時間を作ってください。
Q30. 最低限必要なケアは?
A. インプラントを一生涯守り抜くために最低限必要なケアは3つです。①ご自宅での「音波ブラシとフロスを使った毎日の丁寧な細菌(プラーク)コントロール」、②就寝時の歯の破壊を防ぐ「専用マウスピースの確実な装着(力のコントロール)」、③「歯科医院での定期的なPMTCと、噛み合わせのミリ単位のバランスチェック」。この3本柱を怠らないことが、インプラントを長持ちさせる絶対条件です。
インプラント初診パック・受診に関するQ&A

Q. インプラント初診パックとは何ですか?
A. 患者様ご自身に合った治療の選択肢をご提案するために、当院が設けている初診時の精密な検査・診断メニューです。インプラント治療は、人工歯根を埋め込むだけでなく、土台となる顎の骨や噛み合わせのバランスが良好であることが重要です。噛み合わせのバランスが不十分なまま治療を進めると、一部の歯やインプラントに過度な力が集中し、長期的なトラブルにつながるリスクがあります。そのため当院では、まずはお口全体にかかる負担(力)のバランスや顎の骨の現状を精密に調べ、患者様にとって適切な治療計画を立てるための重要なステップとして、この初診パックをご用意しています。インプラント初診パック|香川県高松市で咬み合わせ専門の吉本歯科医院|補綴歯科専門
Q. 何が含まれていますか?
A. 専任カウンセラーによる初診カウンセリング、お口全体のパノラマX線撮影、顎の骨などを立体的に把握できるCT画像診断、口腔内写真撮影、噛み合わせや歯周病の状態の診査、そして(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医である院長による診断結果と治療計画のご説明が含まれています。
Q. 費用はいくらですか?
A. 費用は5,500円(税込)となっております。吉本歯科医院では、「まずはご自身の現在のお口の現状を正しく知っていただき、今後の治療方針の参考にしていただきたい」という思いから、精密な検査と専門医による診断を含めたこちらのメニューをご提供しております。インプラント初診パック|香川県高松市で咬み合わせ専門の吉本歯科医院|補綴歯科専門
Q. CT検査は含まれますか?
A. はい、含まれています。当院では、平面のX線画像では確認が難しい病巣や骨の厚み、顎の骨の中を通る神経や血管の位置などを立体的に把握できるCT装置を使用しています。インプラント治療において、安全性と長期的な安定を目指した治療計画を立てるためには、事前のCT検査による詳細な顎の骨の把握が非常に重要な工程となります。
Q. カウンセリング内容は?
A. 専任のカウンセラーが、現在お困りのこと、過去の歯科治療でのご経験、全身の持病や服用されているお薬のことなどを丁寧にお伺いします。診療台の上で歯科医師を前にすると緊張してしまい、ご希望をうまく伝えられないという方もいらっしゃいます。そのため当院では、患者様がリラックスした状態でご自身の希望や目標をお話しいただける時間を大切にしています。
Q. どれくらい時間がかかりますか?
A. インプラント初診パックでは、問診票のご記入から始まり、各種精密検査、専任カウンセラーによるカウンセリング、そして院長による診断結果と治療計画のご説明までを行います。お一人おひとりの状態をしっかりと把握し、分かりやすくご説明するため、おおよそ1時間から1時間半程度のお時間を確保させていただいております。
Q. 当日治療はありますか?
A. いいえ、インプラント初診パックの当日に、いきなり抜歯をしたり、インプラントを埋め込んだりといった本格的な治療や手術を行うことはありません。まずは「現在のお口の正しい状態を知る」ことが目的です。ただし、強い痛みがある場合など、緊急を要する際には、痛みを和らげるための応急処置を行う等の対応をいたします。
Q. 無理に治療を勧められませんか?
A. 無理に治療をお勧めすることはありません。初診パックはあくまで「ご自身の現状を知り、今後の治療をご検討いただくためのきっかけ」であり、治療を強制するものではありません。最終的にどのような治療法を選択されるかは、それぞれのメリットとデメリットを正しくご理解いただいた上で、患者様ご自身に決定していただきます。
Q. 相談だけでもいいですか?
A. もちろん可能です。まずはご自身の顎の骨の状態や、噛み合わせのバランスがどのようになっているのか、客観的な状態を知っていただくだけでも、今後の歯の守り方や健康維持に役立つと考えております。現状を知るためのご相談としてお気軽にご活用ください。
Q. セカンドオピニオンでも可能ですか?
A. はい、可能です。当院には、他の歯科医院での診断や治療方針に迷われている方や、お口全体の将来のバランスについてご不安を抱えて、セカンドオピニオンとして初診パックを受診される方も多くいらっしゃいます。
Q. 他院の診断結果を持参してもいいですか?
A. はい、ぜひお持ちください。過去に撮影したX線画像やCTのデータ、治療計画書、お薬手帳などがありましたら、それらも参考にしながら多角的な診断に役立てることが可能です。もちろん、お手元に資料がない場合でも、当院にて事前の精密な検査を行いますので、そのままご相談にお越しいただいて問題ありません。
Q. 骨がないかどうか分かりますか?
A. はい、検査で得られたCT画像やX線画像をその場でモニターに映し出し、(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医である院長が、現在の顎の骨の状態や噛み合わせのバランスについて分かりやすくご説明します。その上で、「インプラント治療が可能か」「骨を増やす処置(骨造成)が必要か」「入れ歯やブリッジなど他の治療法と比較した際のメリット・デメリット」など、治療計画の概要とその根拠をお伝えいたします。
Q. 治療計画はその場で分かりますか?
A. はい、検査で得られたCT画像やX線画像をその場でモニターに映し出し、(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医である院長が、現在の顎の骨の状態や噛み合わせのバランスについて分かりやすくご説明します。その上で、「インプラント治療が可能か」「骨を増やす処置(骨造成)が必要か」「入れ歯やブリッジなど他の治療法と比較した際のメリット・デメリット」など、治療計画の概要とその根拠をお伝えいたします。
Q. 見積もりは出ますか?
A. はい、明確な概算のお見積書をお出しします。当院のインプラント費用には、事前のCT等の画像診断費用や、専任の歯科麻酔科医による静脈内鎮静麻酔など、患者様の安全性に配慮した体制づくりに必要なコストを含めた総額の目安をご提示し、費用についてご納得いただいた上で治療を進めるよう努めています。
Q. 家族と相談したいです
A. はい、ぜひご家族とじっくりご相談ください。インプラント治療は患者様の将来のお口の健康維持において重要な決断であり、費用もかかります。当院では、診断結果や治療計画、お見積書を一度ご自宅にお持ち帰りいただき、ご家族と十分に話し合い、ご納得いただいた上でご依頼いただくことをお勧めしています。
Q. 当日決める必要はありますか?
A. いいえ、当日その場で治療の契約をしていただく必要はありません。一度ご自宅にお持ち帰りいただき、ゆっくりご検討の上、ご納得いただいた後でご依頼ください。患者様が当院の治療方針や診断結果にご納得され、ご自身の意思で治療をご希望された時が、治療をスタートする適切なタイミングであると考えています。
Q. 保険は使えますか?
A. インプラント治療を前提とした精密なCT撮影や、(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医による噛み合わせの診断等は、日本の健康保険制度の適用外(自由診療)となります。そのため、インプラント初診パックの費用(税込5,500円)につきましても全額自己負担(自費)となりますことをご了承ください。
Q. 支払い方法は?
A. 初診パックおよび治療費のお支払いは、現金のほか、各種クレジットカード、PayPay、銀行振込等がご利用いただけます。また、インプラント治療へ進まれる際には、月々のご負担を抑えてお支払いいただける「デンタルローン(歯科治療を対象とした分割払い)」もご用意しております。
Q. 高齢でも受けられますか?
A. インプラント治療に明確な年齢の上限はなく、顎の骨の状態や全身の健康状態などの条件が整えば、ご高齢の方でも治療が可能な場合があります。当院では80代の方の治療経験もございます。ご自身の歯に近い感覚でしっかりと噛めるようになることは、脳への良い刺激となり、認知症予防や健康寿命を延ばすことにつながると考えられています。ご年齢だけを理由に諦めず、まずは事前の精密な検査(初診パック等)で現在のお口の状態を確認させてください。
Q. 持病があっても大丈夫ですか?
A. 持病がある方こそ、事前の精密な診断と全身状態の把握が重要になります。高血圧、糖尿病、心疾患などがある場合、実際のインプラント治療に進む前に、提携する総合病院等での血液検査や心電図検査をお願いしています。その結果をもとに、専任の歯科麻酔科医が全身リスクを慎重に評価し、安全に配慮して治療が可能かどうかを判断いたします。服用中のお薬を確認するため、初診時にはお薬手帳をご持参ください。
Q. 痛みはありますか?
A. 初診パックは、X線(レントゲン)やCTの撮影、お口の中の写真撮影、噛み合わせの診査とカウンセリングが内容となりますので、その日に痛みを伴うような治療や処置を行うことはありません。歯科医院が苦手な方でも、リラックスして検査やご相談をお受けいただけるよう努めております。
Q. どんな人が受けていますか?
A. 「合わない入れ歯でお悩みの方」「ブリッジの不具合が続き、将来のお口全体のバランスに不安を抱えている方」「過去に骨が少ないためインプラント治療が難しいと言われた方」「重度の歯周病でお悩みの方」など、ご自身の歯の健康を取り戻したいと願う患者様が多くご来院されています。
Q. どれくらいの人が治療に進みますか?
A. ご自身の顎の骨の現状や、噛み合わせのバランスの乱れによる「一部の歯への過度な負担(力)」のリスクなどを画像等でご確認いただくことで、根本的な問題解決の必要性をご理解いただき、インプラント治療などに進まれる方が多くいらっしゃいます。一方で、ご家族とのご相談や治療期間・費用等の検討が必要な場合もありますので、一度ご自宅にお持ち帰りいただき、数ヶ月〜数年後に改めて治療をご依頼いただくケースもございます。
Q. 予約は必要ですか?
A. はい。当院では、患者様お一人おひとりに十分な時間を確保し、丁寧な検査とご説明を行うため、「完全予約制」となっております。事前にお電話、または24時間受付のWEB予約フォームからのご予約をお願いいたします。
Q. 当日キャンセルできますか?
A. 急な体調不良や避けられないご事情がある場合は、ご無理をなさらず早めにお電話でご連絡ください。ただし、完全予約制でお時間を確保しておりますため、他にお待ちの患者様への影響も考慮し、できる限り前日までにご予約の変更・キャンセルのご連絡をいただけますようご協力をお願いしております。インプラント初診パック|香川県高松市で咬み合わせ専門の吉本歯科医院|補綴歯科専門
Q. 服装の注意点は?
A. 特に指定はございません。普段着など、リラックスできる服装でお越しください。ただし、CT撮影やパノラマX線撮影を行う際、お顔周りや首周りの大きな金属製のアクセサリー(ピアスやネックレスなど)は撮影の妨げとなる場合があるため、事前に外していただくようお願いすることがございます。
Q. 食事はして行っていいですか?
A. はい、初診パック当日はお口の検査とご相談が中心ですので、お食事を済ませてからご来院いただいて問題ありません。当日その場ですぐに採血等の血液検査を行うわけではありませんので、絶食でお越しいただく必要はありません。
Q. 駐車場はありますか?
A. はい、駐車場を完備しております。当院の目の前に4台、後方に1台、西側に2台の計7台分の駐車場をご用意しておりますので、お車でお気をつけてお越しください。
Q. 所要時間は?
A. 受付での問診票ご記入から始まり、精密検査(X線・CT等)、カウンセラーによるヒアリング、院長による診断とご説明、お会計までを含めて、約1時間から1時間半を目安としてお考えください。患者様としっかり向き合うため、ゆとりのある時間を設定しております。
Q. 何を持っていけばいいですか?
A. 以下のものをお持ちください。 ・健康保険証(カルテ作成・ご本人様確認のため) ・お薬手帳(現在服用されているお薬による全身状態の確認のため) ・現在お使いの入れ歯(合わなくても、現在の噛み合わせの状態を確認する重要な手がかりになります) ・他院からの紹介状や、過去の検査データ(※お持ちの場合のみで結構です)
オールオン4®に関するQ&A

Q. オールオン4®とは何ですか?
A. 総入れ歯をお使いの方や、多くの歯を失った方のためのインプラント治療法の一つです。片顎につき最少4本のインプラントを埋め込むことで、全てつながった人工歯をしっかりと支えることができます。当院の院長は、オールオン4®の発案者であるパウロ・マロ医師より直接指導を受けており、その理論と技術に基づいたオールオン4治療をご提供できるよう努めています。
Q. オールオン4®の何本のインプラントで支えますか?
A. 患者様のお口や骨の状態に合わせて、片顎につき最少4本〜6本のインプラントで支えます。治療において重要なのは、インプラントの本数だけでなく「噛む力の分散」です。人間の噛む力は女性で約100kg、男性で約200kgにも及ぶことがあります。当院では、(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医が、その大きな負担(力)をどこでどのように受け止めるかを緻密に計算し、一人ひとりに適した本数と埋め込む角度(設計)を決定しています。
Q. オールオン4®と総入れ歯との違いは?
A. 一般的な総入れ歯は歯ぐきで支えるため、ご自身の歯に比べて噛む力が低下しやすく、長期間の使用で土台となる顎の骨が吸収する(やせる)傾向があります。一方、オールオン4は顎の骨にインプラントを直接固定するため、ご自身の歯に近い感覚でしっかりと噛むことが期待できます。また、適切な「噛み合わせの高さ」を再構築できるため、お口周りの筋肉や顎の関節への負担が軽減され、お食事の質の向上や全身の健康維持にもつながると考えられています。
Q. オールオン4®のメリットは何ですか?
A. 大きなメリットの一つは、お口や顎の骨の条件が整えば「手術当日に固定式の仮歯が入り、その日からお食事ができること」です。また当院では、(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医が噛み合わせのバランスを考慮した設計を行うことで、一部の歯やインプラントに過度な負担が集中するのを防ぎ、長期的な安定を目指したお口の環境づくりに取り組める点も特徴です。
Q. オールオン4®のデメリットはありますか?
A. 保険適用外(自由診療)のため費用が高額になることと、顎の骨への外科手術が必要になることです。しかし当院では、手術への恐怖心や身体的負担をできる限り軽減するため、専任の「歯科麻酔科医」による静脈内鎮静麻酔を併用する体制を整えています。うたた寝をしているようなリラックスした状態で、痛みやストレスに配慮して手術を進めるよう努めています。
Q. オールオン4®で後悔する人はいますか?
A. インプラント治療後にトラブルが生じる要因の一つとして、「噛み合わせのバランス(お口全体の設計)」が十分に考慮されていないケースが考えられます。インプラントは単に顎の骨に埋め込むだけでなく、強い噛む力をどのように分散させるかが非常に重要です。この設計が不十分な場合、将来的に被せ物の緩みや破損といったトラブルにつながるリスクがあります。そのため当院では、(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医(かぶせ物や人工歯の治療を専門とする歯科医師)が力のバランスを細やかに調整し、長期的な安定を見据えた設計を重視しています。結果として、「治療を受けてよかった」と感じていただけるよう努めています。
Q. オールオン4®が向いている人は?
A. 合わない総入れ歯でお悩みの方や、重度の歯周病で多くの歯がグラグラしている方などに向けた治療法の一つです。また、過去に顎の骨が少ないためインプラント治療が難しいと言われた方でも、条件によっては治療が可能なケースがあります。
Q. オールオン4®が向いていない人は?
A. 顎の骨が成長途中である若年層の方(16歳以下など)や、重度の全身疾患がコントロールされていない方などは治療が難しい場合があります。当院では患者様の安全性に配慮するため、術前には提携病院等での血液検査や心電図検査をお願いしており、専任の歯科麻酔科医が全身の状態を慎重に評価した上で、手術が可能かどうかを判断いたします。
Q. オールオン4®は骨がなくてもできますか?
A. 顎の骨の量が少ない場合でも、治療が可能なケースがあります。オールオン4は、顎の骨の条件が良い(硬さや厚みがある)部分を選んで、インプラントを斜めに埋め込む設計を行う治療法です。当院では、事前の精密なCT撮影や3D画像診断により、大掛かりな骨移植(骨造成)を行わずにインプラントを配置できる位置を慎重に探します。
Q. オールオン4®は即日仮歯は可能ですか?
A. 患者様の顎の骨の状態等によって、手術当日に仮歯を装着できる場合とそうでない場合があります。事前の検査で顎の骨の量や硬さが十分にあり、手術時にインプラントが顎の骨にしっかりと固定(初期固定)できた場合は、当日に固定式の仮歯を装着することが可能です(オールオン4や抜歯即時インプラントなど)。当院では、CT等の画像診断を用いてインプラントを埋め込む位置を詳細に検討し、(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医が仮歯にかかる力のバランスを細やかに調整することで、過度な負担がかからないよう配慮しています。 しかし、長年の歯周病や入れ歯の使用などにより、顎の骨が大きく吸収して(やせて)少なくなっている場合や、骨が非常に柔らかい場合など、条件を満たさないケースもあります。土台となる骨が不安定な状態で無理に仮歯を固定し、強い噛む力(大きな負担)がかかると、インプラントが骨と結合せず脱落してしまうリスクが高まります。そのため、患者様の安全性や長期的な安定を考慮し、インプラントと骨がしっかりと結合して強固な土台になるまで、数ヶ月の待機期間を設けるという判断をする場合があります。もちろんその待機期間中も、見た目やお食事への影響を少なくするために、インプラントに負担をかけないよう設計された治療用の仮の入れ歯(治療用義歯)をご用意いたします。 ご自身のお口の状態で、手術当日の仮歯装着が可能かどうかは、事前の精密なCT検査等で顎の骨の状態を詳しく確認する必要があります。まずはご自身の現状を正しく知り、安全に配慮した治療を選択するために、一度ご相談にお越しください。
Q. オールオン4®の手術時間は?
A. 埋め込むインプラントの本数が少ないため、個人差はありますがおおよそ1時間〜2時間程度で終了します。当院では、専任の歯科麻酔科医と執刀医(院長)による「歯科医師2名体制」を基本としており、手術中の全身状態の変化にも迅速に対応できるような、安全性に配慮した環境づくりに努めています。
Q. オールオン4®の費用はいくらですか?
A. 当院の場合、上顎189万円(税別)、下顎175万円(税別)+最終的な被せ物(人工歯)の費用となります。当院でご提示するこの費用には、事前のCT等の画像診断費用や、歯科麻酔科医による静脈内鎮静麻酔など、患者様が安全に配慮された環境で治療を受けられる体制づくりに必要なコストがあらかじめ含まれております。
Q. オールオン4®の治療期間はどれくらいですか?
A. 手術当日に仮歯が入るケースが多いですが、インプラントと顎の骨がしっかりと結合するまでには、下顎で約6ヶ月、上顎で約9ヶ月の期間がかかります。当院ではこの期間を利用して、患者様の噛み癖や顎の動きの変化を慎重に観察・調整し、長期間良好な状態を保てるよう最終的な被せ物(人工歯)を設計していきます。
Q. オールオン4®は食事はいつからできますか?
A. 条件が整い、手術当日に固定式の仮歯を装着できた場合は、その日から柔らかいお食事をしていただくことが可能です。歯がない期間を少なくして日常生活に戻りやすい点が、オールオン4の大きな特徴の一つです。 しかし、「歯が入ったからすぐに硬いものを噛んでいい」というわけではありません。手術当日から数日間は傷口が落ち着いていないため、「おかゆ」等、極力噛む力をかけずに飲み込める柔らかいお食事にしていただく必要があります。さらにその後も、インプラントと顎の骨がしっかりと結合し、強固な土台になるまでの「約半年間」は、インプラントへの過度な負担を避けるため、硬いお食事は控えていただきます。骨と結合する前の不安定な時期に強大な噛む力(大きな負担)がかかると、インプラントが骨の中で揺さぶられ、結合せずに脱落してしまうリスクが高まるためです。この期間を「安静」に過ごしていただくことが、骨とインプラントを結合させるために非常に重要です。 当院では(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医が、特定のインプラントに過度な力が集中しないよう、お口全体の力のバランスを細やかに調整して仮歯の設計を行っています。そのため、硬いものを避けるという点にご注意いただければ、お食事を楽しんでいただくことが可能です。最初の待機期間を当院と二人三脚で慎重に過ごしていただくことが、将来にわたってしっかりと噛み続けられる「長期的な安定」につながります。
Q. オールオン4®は見た目は自然ですか?
A. はい、お口の状態に合わせた自然な仕上がりが期待できます。お顔の第一印象や若々しさには、目元やお肌だけでなく「口元」の状態も大きく影響しています。長年、合わない総入れ歯を使っていたり、多くの歯を失ったままにしていると、歯を支える土台である「顎の骨」が吸収して(やせて)少なくなっていきます。骨が減ると、その上を覆っている歯茎やお顔の皮膚(頬や口周り)を内側から支えきれなくなり、結果として口周りの深いシワやたるみの原因になることがあります。 オールオン4の設計では、単に失われた「歯」の部分を作るだけでなく、吸収してしまった「歯茎のボリューム」も人工的な素材で補うよう配慮することができます。これにより、口元の皮膚を内側から自然に支え、口周りのシワやたるみの改善が期待できます。 さらに、オールオン4によって顎の骨に直接固定された歯が入ることで、ご自身の歯に近い感覚で「しっかりと噛む」習慣を取り戻しやすくなります。毎日の食事でしっかり噛むことで、衰えがちだったお口周りの筋肉(表情筋)が自然と使われるようになり、お顔の輪郭が引き締まるなど、若々しい表情に近づくことが期待できます。 実際にオールオン4治療をお受けになった患者様の術後の変化については、カウンセリング等で過去の治療事例をご確認いただくことも可能です。「しっかりと噛める機能」と「自然で美しい見た目」の両方の回復を目指せるのが、この治療の特徴です。
Q. オールオン4®は外さなくていいですか?
A. ご自身で取り外していただく必要はありません。インプラントにしっかりと固定されています。ただし、歯科医院での定期的なメインテナンス時や万が一のトラブルの際には、歯科医師が安全に取り外して清掃や修理を行える「ネジ止め式」を当院では採用しています。
Q. オールオン4®は清掃はどうしますか?
A. ご自身の天然の歯と同じように、ご自宅で歯ブラシ等を用いて磨いていただきます。当院では、専任の歯科衛生士が、インプラントを長期間良好な状態に保つための専用器具(音波ブラシ等)を用いた丁寧なお手入れ方法をご指導いたします。
Q. オールオン4®はメンテナンスは必要ですか?
A. はい、非常に重要です。インプラントは人工物のため虫歯にはなりませんが、汚れが溜まるとインプラント周囲炎(歯周病のような症状)にかかり、進行すると脱落してしまうリスクがあります。当院では1〜3ヶ月ごとに、歯科衛生士による専門的なクリーニング(PMTC)と、噛み合わせのバランスに変化が生じていないかの細やかな確認を定期的に行っています。
Q. オールオン4®は寿命はどれくらいですか?
A. 世界で初めてインプラント治療を受けた方は、長期間良好な状態を保たれたという報告があります。インプラントそのものは人工物ですが、お口の状態に合った「正しい設計(噛み合わせ)」と、定期的なメインテナンスを継続することで、長期間にわたってご使用いただけるケースが多くあります。当院では、将来的な部品供給の体制が整っている信頼性の高いインプラントメーカーの製品を採用しています。
Q. オールオン4®は壊れることはありますか?
A. 人間の噛む力は非常に強く(約100kg〜200kgに及ぶこともあります)、その力が一部のインプラントに集中すると、人工の歯が欠けたり、内部のネジが破損したりするリスクがあります。そのため当院では、噛み合わせのバランスを細やかに調整し、大きな負担(力)を全体に分散させる設計を行うことで、インプラント本体や顎の骨のトラブルをできる限り軽減できるよう努めています。
Q. オールオン4®は修理は可能ですか?
A. はい、状態によっては可能です。当院で採用しているインプラントは、過剰な力がかかった際に、土台となるインプラント本体や顎の骨に深刻なダメージが及ぶのを防ぐため、あえて内部の小さなネジが先に破損して力を逃がすような安全設計がなされています。そのため、土台に問題がなければ、内部のネジを交換する等の処置で機能の回復が可能な場合があります。
Q. オールオン4®は話しにくくなりませんか?
A. 一般的な総入れ歯の場合、特に上顎では入れ歯を安定させるために上顎の天井部分(口蓋)を広くプラスチック等の素材で覆う構造になっています。そのため、舌の動くスペースが狭くなり、「サ行やタ行が発音しにくい」「会話中に空気が漏れる気がする」といった発音のしにくさを感じる方や、歯ぐきで支える構造上「会話の途中で入れ歯がズレたり外れたりするかもしれない」という不安から、無意識のうちにお口を小さく開けて話す癖がついてしまっている方も少なくありません。 一方、オールオン4は、顎の骨に埋め込んだインプラントという強固な土台に、人工の歯を直接しっかりと固定する仕組みです。そのため、一般的な総入れ歯のように上顎の天井部分を大きく覆う必要がなくなり、舌の動きを妨げにくいコンパクトな設計が可能になります。当院では、息漏れなどによる発音への影響をできる限り少なくするよう細やかに配慮して人工歯を作製しており、ご自身の歯に近い感覚で滑らかに発音できるよう努めています。また、顎の骨にしっかりと固定されるため、会話中にお口を大きく開けたり舌を動かしたりしても、ズレや外れの心配がほとんどありません。「外れるかもしれない」という不安の軽減につながり、お友達とのおしゃべりやカラオケ、人前でのお話しなども、自信を持って楽しんでいただきやすくなるのが大きな特徴です。
Q. オールオン4®は匂いは出ませんか?
. 適切な清掃と歯科医院での定期的なメインテナンスを継続していただくことで、匂いの発生を抑えることが期待できます。当院では、インプラントと被せ物の適合にこだわった設計を行うことで、口臭の原因の一つとなるインプラント周囲炎(歯周病のような症状)のリスクをできる限り軽減できるよう努めています。
Q. オールオン4®は保証はありますか?
A. 当院でご提示するオールオン4の費用には、「最終的な被せ物(人工歯)を装着した日から2年間のメインテナンス費用」および「最終的な被せ物を装着するまでの修理費用」があらかじめ含まれています。万が一のトラブルが起きた際にも対応できるよう、長期間にわたり患者様のお口の健康をサポートする体制を整えて治療をご提供しています。
Q. オールオン4®は高齢でもできますか?
A. インプラント治療に明確な年齢の上限はなく、顎の骨や全身の健康状態などの条件が整えば、ご高齢の方でも治療が可能な場合があります。当院では80代の方の治療経験もございます。ご高齢の方の治療にあたっては、術前に提携病院等での血液検査や心電図検査をお願いし、専任の歯科麻酔科医による手術中の全身状態のモニタリングを行うなど、安全性に配慮した環境づくりに努めています。
Q. 過去に治療が難しいと言われた場合でも可能ですか?
A. 過去に顎の骨が少ないためインプラント治療が難しいと言われた方でも、条件によっては治療が可能なケースがあります。当院では、事前の精密なCT撮影や3D画像診断による分析をもとに、顎の骨の条件が良い部分を選んで斜めにインプラントを埋め込んだり、人工骨等を用いて骨を補う処置(GBRやサイナスリフト等の骨再生療法)を行ったりすることで、治療をご提案できる場合があります。お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
Q. オールオン4®は上だけ・下だけできますか?
A. はい、片顎(上だけ・下だけ)の治療も可能です。例えば、下顎のみをオールオン4(固定式)にするだけでも、噛み合わせの土台が大きく安定することが期待できます。下顎がしっかりと固定されることで、上顎に入れ歯を使用している場合でも入れ歯の転覆やズレが少なくなり、よりしっかりと噛めるようになりやすくなります。
Q. オールオン4®は通院回数は?
A. 顎の骨の状態等の条件が整えば、抜歯とインプラントの埋め込みを同日の手術で行うことが可能なケースがあり、その場合は複数回手術を行う治療法に比べて、外科的な身体的負担や通院回数を軽減できる場合があります。ご遠方からお越しの患者様には、事前に専任カウンセラーが無理のない通院スケジュールをご提案し、ご予約の調整を行っております。
Q. オールオン4®が自分に向いているか知りたい
A. インターネットの情報やご自身での判断だけでは、実際の顎の骨の量や噛み合わせのバランスの変化を正確に把握することは困難です。当院では、CTや3D画像診断、(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医による噛み合わせの診査等を含めた「インプラント初診パック(税込5,500円)」をご用意しています。まずはご自身の現在のお口の状態を正しく知っていただくために、ぜひ一度ご相談にお越しください。
インプラントオーバーデンチャーに関するQ&A

Q1. オーバーデンチャーとは何ですか?
A. オーバーデンチャー(インプラントオーバーデンチャー)とは、顎の骨に数本のインプラント(人工歯根)を埋め込み、それを土台として利用して総入れ歯を固定する治療法の一つです。歯ぐきで支える一般的な総入れ歯とは異なり、インプラントと入れ歯の裏側にアタッチメント(固定装置)を組み込んで固定するため、入れ歯が安定しやすくなります。これにより、入れ歯のズレや外れ、それに伴う痛みを軽減し、ご自身の歯に近い感覚でしっかりと噛めるようになることが期待できます。香川県でインプラントなら噛み合わせ専門 吉本歯科医院。入れ歯なのになんでもよく噛める安定する固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)って何?高松市で入れ歯でお悩みならご相談下さい
Q2. 通常の入れ歯との違いは?
AA. 大きな違いは「歯ぐきや顎の骨にかかる負担(力)」です。一般的な総入れ歯は歯ぐきで支える構造のため、噛む力が歯ぐきやその下の顎の骨に直接伝わりやすく、長期間の使用によって顎の骨が吸収する(やせる)傾向があります。これが、入れ歯が合わなくなったり痛みが出たりする原因の一つと考えられています。一方、オーバーデンチャーは顎の骨に埋め込んだインプラントが噛む力を支えるため、入れ歯の沈み込みが少なくなり、歯ぐきへの過度な負担や顎の骨の吸収を軽減することが期待できます。香川県でインプラントなら噛み合わせ専門 吉本歯科医院。入れ歯なのになんでもよく噛める安定する固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)って何?高松市で入れ歯でお悩みならご相談下さい
Q3. インプラントは何本必要ですか?
A. 患者様の顎の骨の状態等によって異なりますが、下顎の場合は最少2本のインプラントで入れ歯を安定させることが可能なケースがあります。上顎の場合は骨の質が柔らかい傾向があるため、一般的に最少4本のインプラントが必要となります。当院では、入れ歯が外れやすい傾向にある「下顎」をインプラントで固定する治療(下顎オーバーデンチャー)をご提案することがあります。下顎の土台がしっかりと安定することで、上顎に通常の入れ歯を使用している場合でも全体的な噛み合わせのバランスがとりやすくなり、結果として上顎の入れ歯のズレが少なくなり、よりしっかりと噛めるようになることが期待できます。
Q4. メリットは何ですか?
A. 大きなメリットの一つは、全ての歯を固定式のインプラントにする治療(オールオン4など)と比較して、埋め込むインプラントの本数を少なくできるケースが多く、身体的なご負担(手術の規模)や経済的なご負担(費用)を軽減しやすくなることです。また、入れ歯がしっかりと固定されることで、お食事中のズレや痛みが少なくなり、硬いものでもしっかりと噛めるようになることが期待できます。「入れ歯が落ちてくるかもしれない」というご不安の軽減にもつながり、人前での会話や笑顔を自然に楽しみやすくなります。
Q5. デメリットはありますか?
A. 健康保険が適用されない自由診療となるため費用が高額になる点と、顎の骨にインプラントを埋め込むための外科手術が必要となる点です。また、完全な固定式の治療とは異なり、ご自身で毎日取り外して丁寧にお手入れ(清掃)をしていただく必要があります。しかし当院では、手術へのご不安や身体的なご負担をできる限り軽減するため、専任の「歯科麻酔科医」による静脈内鎮静麻酔を併用し、痛みやストレスに配慮した体制で治療を進めるよう努めています。
Q6. 外れにくくなりますか?
A. はい、一般的な総入れ歯と比較して外れにくくなることが期待できます。インプラントと入れ歯の固定装置(アタッチメント)によってしっかりと連結されるため、お口を大きく開けた時や会話中、くしゃみをした時などに不意に外れてしまう心配が少なくなります。お食事中も粘り気のあるものや硬いものを噛んだ際の入れ歯の浮き上がりやズレが軽減されるため、ご自身の歯に近い感覚で日常生活を送っていただきやすくなります。
Q7. 噛む力はどれくらい上がりますか?
A. 一般的な総入れ歯は歯ぐきで支える構造のため、ご自身の歯と比較して噛む力が低下しやすい傾向があります。しかし、インプラントオーバーデンチャーは、顎の骨に埋め込んだインプラントが噛む力をしっかりと受け止めるため、ご自身の歯に近い感覚で物を噛めるようになることが期待できます。お肉など噛み応えのあるお食事も楽しみやすくなり、ご家族と同じメニューを選びやすくなる方が多くいらっしゃいます。
Q8. 費用はいくらですか?
A. 当院の「下顎の固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)」の場合、インプラント体や手術等の費用が200万円(税別)、その上に装着する入れ歯等の費用(2年間のメインテナンス費用を含む)が材質により125万円〜300万円(税別)となります。当院でご提示するこの費用には、事前のCT等の画像診断費用や、専任の歯科麻酔科医による静脈内鎮静麻酔など、患者様が安全に配慮された環境で治療を受けられる体制づくりに必要なコストがあらかじめ含まれております。
Q9. オールオン4との違いは?
A. オールオン4は、片顎に最少4〜6本のインプラントを埋め込み、人工の歯をネジでしっかりと固定する治療法であるため、ご自身では取り外すことができません(歯科医院でのみ取り外しや清掃等の対応を行います)。一方、オーバーデンチャーはインプラントを固定の土台としながらも、ご自身で入れ歯をカチッと取り外して毎日のお手入れ(清掃)をしていただく構造になっています。オールオン4の方がよりご自身の歯に近い感覚を得やすい傾向がありますが、オーバーデンチャーは埋め込むインプラントの本数を少なくできるケースが多く(下顎の場合最少2本など)、身体的なご負担や経済的なご負担を軽減しやすいという違いがあります。
Q10. オールオン®とどちらが良いですか?
A. 患者様のお口や顎の骨の状態、ご予算、そしてご希望のライフスタイルによって適した治療法は異なります。「できる限り歯がない期間を作りたくない」「ご自身の歯に近い感覚でしっかりと固定して、取り外しの手間をなくしたい」という方にはオールオン4®が向いています。一方、「身体的・経済的な負担をできる限り抑えつつ、現在の入れ歯の『痛い・噛めない・外れる』といったお悩みを軽減したい」という方にはオーバーデンチャーが向いている場合があります。当院では、(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医が事前の精密な診断を行い、患者様に適した治療の選択肢をご提案できるよう努めています。
Q11. 高齢でもできますか?
A. 顎の骨の量が少ない場合でも、治療が可能なケースがあります。オーバーデンチャーは、全てを固定するオールオン4®等の治療と比べて、少ないインプラントの本数(下顎で最少2本など)で入れ歯を支える設計が可能です。そのため、事前の精密なCT撮影や3D画像診断を用いて、顎の骨の条件が良い(硬さや厚みがある)部分を慎重に探してインプラントを埋め込むことで、大掛かりな人工骨の移植(骨造成)を回避できる可能性が高まるケースがあります。
Q12. 骨が少なくても可能ですか?
A. 可能なケースが多くあります。オーバーデンチャーは、完全固定式のオールオン4などと比べて少ない本数のインプラント(下顎で2本)で入れ歯を支えることができます。そのため、当院の0.5mm単位で解析できるCTと3D立体構築シミュレーションを用いて、顎の骨が残っている硬い部分や安全なポイントをピンポイントで探し出してインプラントを埋め込むことで、大掛かりな骨造成(骨移植)を回避できる可能性が非常に高くなります。
Q13. 手術は必要ですか?
A. はい、インプラント(人工歯根)を顎の骨に埋め込むための外科手術が必要となります。しかし、オーバーデンチャーの場合は埋め込む本数を少なくできるケースが多く(下顎で最少2本など)、全てをインプラントにする治療等と比較して手術範囲を小さく抑えやすいため、手術時間も短くなりやすく(おおよそ1〜2時間程度)、身体的なご負担を軽減しやすいという特徴があります。
Q14. 痛みはありますか?
A. 手術中は、専任の歯科麻酔科医による「静脈内鎮静麻酔(点滴による麻酔)」を併用する体制を整えています。これにより、うたた寝をしているようなリラックスした状態で、痛みやご不安に配慮して手術をお受けいただけるよう努めています。また当院では、事前のコンピューターシミュレーションに基づき作製したサージカルガイドを用いることで、歯ぐきの切開や剥離をできる限り少なくする「フラップレス手術(無切開手術)」など、身体への負担を考慮した術式を選択し、術後の腫れや痛みを軽減できるよう取り組んでいます。
Q15. 治療期間は?
A. インプラントを顎の骨に埋め込んでから、インプラントと骨がしっかりと結合して安定した土台になるまでに、下顎で約3〜6ヶ月、上顎で約6〜9ヶ月程度の治癒期間が必要です。この結合を待つ期間中も、現在お使いの入れ歯を調整するか、インプラントに負担をかけないよう設計された治療用の仮の入れ歯(治療用義歯)をお使いいただく等の対応を行い、「歯がなくてお食事ができない」という期間をできる限り作らないよう配慮しています。
Q16. メンテナンスは必要ですか?
A. はい、長期間良好な状態を保つために非常に重要です。インプラント自体は人工物なので虫歯にはなりませんが、汚れが溜まるとインプラント周囲炎(歯周病のような症状)を起こし、進行するとインプラントを支える骨が吸収され(やせて)、脱落してしまうリスクがあります。また、加齢や生活習慣などにより、噛み合わせのバランスに変化が生じることがあります。そのため当院では、数ヶ月に一度、歯科衛生士による専門的なクリーニング(PMTC)と、(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医による噛み合わせの細やかなバランス調整(過度な負担が集中していないかの確認等)を定期的に行い、患者様のお口の健康をサポートいたします。
Q17. 外して掃除しますか?
A. はい、オーバーデンチャーはご自身で取り外しができる設計になっています。毎日の食後や就寝前にはご自身でカチッと取り外していただき、入れ歯本体をブラシ等で洗浄し、お口の中に残っているインプラントの土台周りも専用の歯ブラシやフロス等を使って丁寧に磨いていただきます。目で見て直接汚れを確認しながらお手入れができるため、お口の中を衛生的に保ちやすいという特徴があります。
Q18. 匂いは出ませんか?
A. 毎日ご自身で入れ歯を取り外していただき、入れ歯本体とお口の中のインプラントの土台周りをそれぞれしっかりと洗浄・ブラッシングしていただけるため、清潔な状態を保ちやすく、匂いの発生を抑えやすい構造です。しかし、お手入れを怠りインプラント周囲炎(歯周病のような症状)にかかって細菌が繁殖すると、嫌な口臭が発生する原因となることがあります。正しいお手入れ方法については、当院の専任の歯科衛生士が丁寧にご指導いたします。
Q19. 壊れることはありますか?
A. 人間の噛む力は非常に強く、女性で約100kg、男性で約200kgに及ぶこともあります。そのため、長年の使用や無意識の歯ぎしり等による大きな負担(力)によって、入れ歯の人工歯部分がすり減ったり、インプラントと入れ歯を連結するアタッチメント(固定用のゴムやプラスチック等の部品)が劣化・摩耗したりすることがあります。これは異常ではなく、土台となるインプラント本体や顎の骨への深刻なダメージを防ぐために、あえてアタッチメント等の部品が先に摩耗して力を逃がすような設計がなされているためです。
Q20. 修理は可能ですか?
A. はい、可能です。アタッチメントの部品等は消耗品として定期的な交換が必要となる設計ですので、固定が緩くなってきた際などに新しい部品に交換することで、機能の回復が可能です。また当院では、将来的な部品供給の体制が整っている実績のあるインプラントメーカーの製品を採用しており、長期間にわたって修理等の対応ができるよう努め、患者様の将来の不安を軽減できるよう配慮しています。
Q21. 見た目は自然ですか?
A. お口の状態に合わせた自然な仕上がりが期待できます。オーバーデンチャーは、人工の歯の部分だけでなく、歯を失ったことで吸収した(やせた)歯ぐきのボリュームも人工的な素材で補うよう配慮して設計することが可能です。長年入れ歯が合わずに顎の骨が吸収すると、口元の皮膚を内側から支えきれなくなり、口周りのシワやたるみの原因になることがありますが、オーバーデンチャーによって適切にボリュームを補うことで、口元の皮膚を内側から自然に支え、若々しい表情に近づくことが期待できます。
Q22. 発音への影響は?
A. 一般的な上顎の総入れ歯は、入れ歯を安定させるために上顎の天井部分(口蓋)を広くプラスチック等の素材で覆う構造になっていることが多く、舌の動くスペースが制限されて発音のしにくさを感じる場合があります。一方、オーバーデンチャーはインプラントを土台として入れ歯をしっかりと固定するため、お口や顎の骨の条件によっては上顎の天井部分を覆わないコンパクトな設計が可能な場合があります。その場合、舌の動きを妨げにくく、また会話中の入れ歯のズレ等も軽減されるため、ご自身の歯に近い感覚で滑らかに発音しやすくなり、自然に会話等を楽しんでいただきやすくなります。
Q23. 保険との違いは?
A. インプラントを利用するオーバーデンチャー治療は、日本の健康保険制度の適用外(自由診療)となるため、全額自己負担となります。 健康保険が適用される一般的な総入れ歯は歯ぐきで支える構造のため、長期間の使用によって顎の骨が吸収する(やせる)傾向があり、それに伴い入れ歯が沈み込んで痛みやズレが生じやすくなる場合があります。一方、オーバーデンチャーは顎の骨に埋め込んだインプラントを土台として入れ歯を支えるため、入れ歯の沈み込みが少なくなり、歯ぐきへの過度な負担や顎の骨の吸収を軽減することが期待できます。そのため、一般的な総入れ歯と比較して、お口の中での安定感が増し、痛みやズレが少なくしっかりと噛みやすくなる傾向があります。
Q24. 長持ちしますか?
A. インプラント治療を長期間良好な状態に保つためのポイントは、「細菌のコントロール(毎日のご自身での丁寧なお手入れと、歯科医院での定期的な専門的クリーニング:PMTC)」と、「過度な負担(力)のコントロール((一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医による噛み合わせの細やかな調整や、夜間マウスピースの装着等)」の大きく2点です。これらのケアを当院と患者様とで連携して継続していただくことで、長期間にわたり快適にお使いいただけるケースが多くあります。
Q25. 部分的にできますか?
A. はい、可能です。ご自身の健康な歯が残っている場合、歯を失った部分にインプラントを埋め込み、ご自身の歯とインプラントの両方を支えとして利用する部分入れ歯(インプラントを利用した部分入れ歯)を作製する治療法をご提案することがあります。これにより、残っているご自身の歯に金具をかけて負担を強いる一般的な部分入れ歯と比較して、残存歯への負担を軽減しやすくなり、結果としてお口全体の健康維持(ご自身の歯の寿命を延ばすこと)につながると考えられています。
Q26.過去に治療が難しいと言われた場合でも可能ですか?
A. 顎の骨が少ない等の理由でインプラント治療が難しいと言われた方でも、条件によっては治療が可能なケースがあります。当院にはそのようなお悩みを抱えた患者様が多くご来院されています。事前の精密なCT撮影や3D画像診断を用いて、顎の骨の条件が良い部分を探してインプラントを配置する技術や、ソケットリフトやGBRなどの「骨再生療法(人工骨等で骨を補う処置)」を用いることで、安全性に配慮した治療をご提案できる場合がありますので、一度ご相談ください。
Q27. 即日対応は可能ですか?
A. 患者様の顎の骨の状態(硬さや量)が適しており、手術時にインプラントが顎の骨にしっかりと固定(初期固定)できた場合には、インプラントを埋め込んだ当日に仮の入れ歯等を固定して噛めるようにする治療法(即時荷重)が可能なケースがあります。しかし、顎の骨の条件が満たない場合や患者様の安全性を考慮する場合には、インプラントと骨がしっかりと結合するまで数ヶ月の待機期間を設けます。その待機期間中も、見た目やお食事への影響をできる限り少なくするために、インプラントに負担をかけないよう設計された仮の入れ歯(治療用義歯)をお使いいただく等の対応を行っています。
Q28. 通院回数は?
A. 治療計画により異なりますが、事前の精密検査(CT・血液検査等)から始まり、カウンセリング、インプラント埋入手術、骨と結合するまでの経過観察、型取り、最終的な入れ歯の装着と噛み合わせの調整など、治療完了までには複数回の通院が必要となります。当院は完全予約制としており、ご遠方からお越しの方やお忙しい方に対しては、事前に専任のカウンセラーが無理のない通院スケジュールをご提案し、1回の治療時間を長めに確保する等の調整を行っております。
Q29. 将来的に変更できますか?
Q30. 自分に向いているか知りたい
A. 患者様にとって一般的な総入れ歯が良いのか、固定式のオールオン4が良いのか、それともオーバーデンチャーが向いているのか。その答えは、インターネットの情報やご自身での判断だけではなく、お口の「骨の量と質」や「噛み合わせのバランス」を精密に検査して初めて正確に把握できるケースがほとんどです。当院では、CT撮影や(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医による診断を含む「インプラント初診パック(税込5,500円)」をご用意しております。まずはご自身の現在の状態を正しく知っていただくために、ぜひ一度ご相談にお越しください。
【自由診療(骨造成・インプラント治療・オールオン4®・オーバーデンチャー等)に関するご案内】
※本ページでご案内している治療は、公的医療保険が適用されない自由診療(全額自己負担)となります。
■ 通常必要とされる治療内容
インプラント治療: チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、人工の歯を装着する治療
オールオン4: 最少4本のインプラント体を顎の骨に埋め込み、その日にすべてつながった固定式の仮歯を装着し、後日最終的な人工歯を装着する治療
インプラントオーバーデンチャー: 顎の骨にインプラント体を埋め込み、アタッチメントを用いて取り外し式の入れ歯を固定する治療
骨造成(GBR・ソケットリフト等): インプラントを埋め込むための骨の厚みや高さが不足している場合に、人工骨等を用いて骨を補う処置
インプラント初診パック: CT等の画像診断や噛み合わせ診査等を含む初診メニュー
静脈内鎮静麻酔: 点滴によりリラックスした状態を作る麻酔
■ 標準的な費用(税込)
インプラント治療(1本あたり):550,000円〜726,000円(税込)
オールオン4(手術+仮歯): 上顎 3,300,000円(税込)/ 下顎 3,300,000円(税込)
オールオン4(最終補綴):1,375,000円〜3,300,000円(税込)
インプラントオーバーデンチャー(インプラント+手術):2,200,000円(税込)
インプラントオーバーデンチャー(入れ歯部分):770,000円〜1,100,000円(税込)
骨造成(GBR・ソケットリフト等): 165,000円〜(税込)
(※処置の範囲や方法により異なります)
インプラント初診パック: 5,500円(税込)
静脈内鎮静麻酔: 110,000円(税込)(※手術費用とは別途かかります)
■ 治療期間および通院回数の目安
インプラント治療: 約5〜8ヶ月 / 通院回数 10〜15回(埋入後)
オールオン4: 約3〜7ヶ月 / 通院回数 10〜15回(埋入後)
インプラントオーバーデンチャー: 約3〜7ヶ月 / 通院回数 10〜15回(埋入後)
骨造成(GBR・ソケットリフト等): 約3〜5ヶ月 / 通院回数 4〜6回 (※患者様のお口の状態や治癒の経過等により、期間・回数は変動する場合があります)
■ 主なリスク・副作用等
外科手術を伴うため、術後に痛みや腫れ、内出血などが生じる場合があります。
静脈内鎮静麻酔により、稀にアレルギー反応や血圧低下などが起こる場合があります。
骨の状態や全身疾患などにより、治療が適用できない場合や、骨とインプラントが結合しない場合があります。
骨の硬さ等の条件によっては、手術当日に仮歯を固定できないケースもあります。
骨造成を行った場合、通常のインプラント治療よりも治癒・結合までに時間がかかる場合があります。
強い噛む力などにより、被せ物・入れ歯・人工歯がすり減ったり、部品(ネジやアタッチメント等)が劣化・破損したりする場合があり、定期的な調整や部品交換が必要になります。
治療後、適切な歯磨きや定期的なメインテナンスを怠ると、インプラント周囲炎(歯周病のような症状)にかかり、インプラントが脱落するリスクがあります。

