歯科コラム

吉岡歯科医院では、患者さんに最適なインプラントを受けていただくため、複数のメーカーのインプラントシステムを使用しています。今回は信頼性、人気共に世界No.1、日本でも最も使用されているメーカーの1つである、ストローマンインプラントの優位性についてご紹介していきます。

ストローマンインプラントとは

ストローマンインプラントとは

ストローマンインプラントは、かつてITIインプラントと呼ばれていたもので、スイスのストローマン社が製造しています。ストローマン社は骨整形外科分野の製品を扱っている会社で、1954年に創業、インプラントに関しては1974年から臨床に応用されており、40年以上の豊富な実績があります。これはインプラントの先駆けであるブローネマルクインプラントシステムにも引けを取りません。また、ストローマンインプラントは、インプラントの1回法の中で代表的なインプラントシステムであり、特に骨とインプラントの結合の早さに定評があります。

ストローマンインプラントのいいところ

■骨との結合がよく、治療期間が短い

ストローマンインプラントは、インプラント体表面にSLA表面というザラザラした性状を備えており、その細かい凹凸に骨の細胞が入り込みやすいようになっています。このSLA表面により、骨とインプラント体の接触面積が増えるため、早期の結合が可能となります。具体的には、従来ではインプラント埋入してから3ヶ月から6ヶ月かかっていた骨の結合が最短約6週間で完了し、早期に上部構造を装着することができるようになりました。そのため、とにかく歯を早く入れたい人に合っていると言えます。このようなインプラント表面処理は各メーカーも同様に、それぞれ独自のものを備えてはいますが、ストローマンインプラントのSLA表面はその中でも特に完成度が高いとされており、他のインプラントシステムにくらべ良好な治療成績を残していると実感している歯科医師が多いようです。

■手術を1回で済ませられる

ストローマンインプラントのいいところ

インプラントの手術方法は大まかに、1回法と2回法があります。これは手術の回数を意味しており、どちらが良い、ということはありません。それぞれに利点がありますが、ストローマンインプラントの場合、ケースバイケースで患者さんに合った方法を選ぶことができ、手術を1回で済ませたい場合にも対応することができます。

■高い信頼性

ストローマンインプラントの一番の大きな特徴とも言えるのが、その信頼性です。ストローマン社はITI(International Team for oral Implantology)というインプラントの権威である非営利学会と連携しており、研究に莫大な費用をかけています。また、ストローマン社の製品の研究、実験データはその学会のドクターにより作成されているため、発表データが企業側に有利なものにはならず、中立的であることから、そういった面でも多くの歯科医師の信頼を集めています。また使用されている材質は全て生体親和性に優れる純チタン(グレード4:ISO規5832/II)となっており、その生産管理もトップクラスとされています。つまり、優秀な研究学者によって開発されたストローマンインプラントは、常に最先端のクオリティを世界中に誇っており、その信頼性は不動のものとなっています。

■長い歴史と多くの実績がある

ストローマンインプラントを製造しているストローマン社は1954年に創業を開始、1974年に初めてインプラントの臨床応用を実現しました。その後、現在では世界で数百万人に対して治療が行われ、高い評価を得ています。現在でも年に100万人もの患者さんに対して行われており、まさにトップクラスの歴史と実績を誇るメーカーであると言えるでしょう。

■取り扱っている歯科医院が多い

ストローマンインプラントは世界的にも日本でも人気があり、取り扱っている歯科医院が多いので、引っ越して歯科医院を転院しなければならない場合でも、それほど問題なく対応してくれる歯科医院が見つかることでしょう。マイナーなメーカーでは、同じメーカーのものを取り扱っている歯科医院がなかなか見つからず、ネジが緩んだなど、何かトラブルがあった際に困ったことになることがよくあります。また、世界シェアナンバー1であるため、会社が倒産する心配もほとんどありません。数十年も使うインプラントですから、数十年後にも会社が存在し、部品やそれに合った器具がなくては、のちのち対応できないということになってしまいます。

■日本人に合いやすい

ストローマンインプラントは、インプラント体が比較的小さいのが特徴であり、骨幅が狭く、骨の高さもあまりない日本人の顎の骨にとって、合いやすいインプラントシステムです。また、ストローマンインプラントは、骨との結合力が優れており、早期にくっつくため、骨の高さがない場所に短いインプラント体を使用したとしてもしっかりと安定させることが可能になります。このような点からも、骨が華奢な日本人にとっては合っていると言えるでしょう。

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